映画鑑賞備忘録『ショータイムセブン』
ストーリータイプ:難直凡
要素1『無垢な主人公』:1年前にショータイム7のキャスターを降ろされ、現在はラジオDJをやっている折本慎之輔
要素2『突然の出来事』:発電所が爆破され、その犯人から折本を指名で電話がかかってくる
要素3『生か死か』:『公平、公正、真実を追い求める』というショータイム7のキャッチフレーズの正しさ
個人的評価:4.0/5.0
感想:
所々で仄めかされる、6年前に折本は何をしたのか?
そして、なぜ犯人は折本を指名したのか?
この2つが徐々に交錯していくストーリー。
個人的にはかなり楽しめた。
特に第三幕終盤、折本の「もう一つ言いたいことがある」からの流れが素晴らしい。
背筋にゾクッと来た。
ファイナルイメージで描かれる、結局今回のことも新たな衝撃ニュースによって押し流され、世間の興味関心は簡単に移ろっていくって〆も良かった。
※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・難直凡(難題に直面した凡人)とは
『突然の出来事に巻き込まれた無垢な主人公が、何らかの生死をかけて戦うことになる話』