映画鑑賞備忘録『愛を耕す人』
ストーリータイプ:金の羊毛
要素1『道』:開拓不可能と言われるヒースの開拓
要素2『仲間』:アン・バーバラ、アンマイ・モス
要素3『報償』:貴族の称号
個人的評価:3.0/5.0
感想:話としては、貴族になるために不毛の地の開墾を目指す男が、周囲に誰もいなく孤独なのに貴族になってもなんの意味もないやんけと気づく話だと理解した。
主人公の周りに人が集まってきてはいなくなるを繰り返すのだけど、その人がいなくなる原因の大半を担ってるシンケルとかいういけ好かない貴族がそりゃあもうむかつく。
あのイカれたクソ野郎っぷりを演じきった俳優さんには拍手を送りたい。
願わくば最後はスカッとするオチにしてほしかったが、史実が元になってるそうなので仕方ないか。
それにしても『愛を耕す人』って邦題はどうなんだろうか。
愛を耕してるって感じじゃなかった気がするけど。
※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・金の羊毛とは
『報償を得るため道へ出た主人公が、道を進む中で仲間を得て自分についてを知る話』