映画鑑賞備忘録『勇敢な市民』
ストーリータイプ:おバカさんの勝利
要素1『バカ』:正義感から校内暴力を見て見ぬふりできず、被害者のコ・ジニョンを助けたい新任非正規教員ソ・シミン
要素2『権威』:親が権力者であることで、どんな非道な行いをしても誰もが恐れて見て見ぬふりをするしかできないハン・スガン
要素3『変質』:猫仮面の男
個人的評価:3.5/5.0
感想:韓国版GTOという感じ。
権力をかさにきて無茶苦茶やってるやつが舐めてかかったおっとり新任非正規女性教員は、実はテコンドー三段で合気道三段なうえ、オリンピックの女子ボクシング韓国代表として金メダルも狙えたと言われるレベルの剛の者でした、ってあたりはジョン・ウィックっぽくもあるかも。
途中、街中で肩がぶつかったおっさんにシミンが絡まれて何度も顔をはたかれるシーンがあるんだけど、韓国ってガチであんな感じなんだろうか。
とりあえず、なかなかに面白かった(小並感)。
※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・おバカさんの勝利とは
『権威と対立する望みを持ったバカな主人公が、変質した末に望みを叶える話』