映画鑑賞備忘録『アーサーズ・ウィスキー』
ストーリータイプ:魔法のランプ
要素1『願い』:後悔している過去を精算したい
要素2『ルール』:アーサーの作ったウィスキーを飲むと、約6時間の間若返ることができる
要素3『教訓』:ありのまま今を楽しむ
個人的評価:3.5/5.0
感想:若さとは何か?
「年齢はただの数字」というセリフが度々出てくるあたり、若さは年齢によって決まるものではないと言いたいのだろう。
作中のハルという人物によると、若さとは「新しいことを受け入れられる寛容さ」であるらしい。
それが真であるかは知らんけどだが、頭が凝り固まったら老害一直線なわけで、なるべくアタマは柔らかく生きていたいものだなあと思いましたとさ。
映画の〆めが、婆ちゃんの楽しそうな笑い声ってところが好き。
何歳になっても今を楽しむことはできるのだから、今をありのまま生きなさい。
そんなテーマを感じられてほっこりできる映画だった。
それにしても、なぜアーサーは若返りウィスキーなんか作ってたんだろうか。
※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・魔法のランプとは
『願いによって魔力を手に入れた主人公が、魔力のルールに翻弄されながら教訓を得る話』