映画鑑賞備忘録『サンセット・サンライズ』
ストーリータイプ:相棒愛
要素1『不完全な主人公』:釣りが好きで東京から東北三陸の海辺にある宇田濱の空き家に引っ越してきた西尾晋作
要素2『片割れ』:宇田濱役場で働いており、町の空き家対策担当を任せられてしまった百香
要素3『複雑な事情』:百香は3.11で夫と子供を亡くしており、西尾に貸した家も本来は亡き家族と住んでいた家であり、過去の悲劇から立ち直れないでいる
個人的評価:3.2/5.0
感想:コロナはストーリーにはあまり関係ない。
中盤くらいで東京からコロナを持ってきたせいで誰か亡くなる、みたいな展開があるのではなかろうかと予想したけど、まったくそんなことはなかった。
ストーリー的にはそんなに面白いとは思わなかったのだけれど、中盤に居酒屋で西尾がモモちゃんの幸せを祈る会からの洗礼を受けるシーンの会話と空気感は気に入った。
とりあえず、陽キャってすげーなと。
あと、竹原ピストルさん演じる居酒屋の大将ケンちゃんがいい味出してて良かった。
※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・相棒愛とは
『不完全な主人公が、複雑な事情を乗り越えて片割れとパートナーになる話』