見出し画像

【通勤電車の詩】頑張るんだよ

扉の横に高校生の男の子。
足元には大きなスポーツバッグ。
膝が何度もかっくんかっくんと折れては、また正気に戻る。
部活の帰りなのだろう。
疲れ果てて立ったまま寝ている。

ここから先は

262字

¥ 100

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。