【通勤電車の詩 vol.84】粋なお兄さんの神対応に助けられた朝
ある朝のことだった。
満員電車から解放されて混雑するホームに降り立った時、後ろから突き飛ばされて転びそうになった。明らかに意図的に押された感覚を背中で感じた。
見ると元気の良さそうな40歳くらいの男性。
今から思えばやめとけば良いのに、
「危ないですよ」
と声をかけた。
これがいけなかった。
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