見出し画像

【通勤電車の詩】自分への言い訳

会社を出ると雨が降っていた。
カバンの中から折り畳み傘を取り出したが、思ったより降っていない。
傘をさすべきか、ささないべきか。
ぼくは駅まで走っていく選択をした。
50mほど小走りをしてホームに着いて、"あれ?"っと思う。
マスクをしてられないくらい息切れと動悸が激しい。

若い頃だったらダッシュしても何てことない距離なのに。
加齢のせいで体力まで低下していることを悟る。
情けないが仕方がない。

ここから先は

255字

¥ 100

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。