【通勤電車の詩】自分への言い訳
会社を出ると雨が降っていた。
カバンの中から折り畳み傘を取り出したが、思ったより降っていない。
傘をさすべきか、ささないべきか。
ぼくは駅まで走っていく選択をした。
50mほど小走りをしてホームに着いて、"あれ?"っと思う。
マスクをしてられないくらい息切れと動悸が激しい。
若い頃だったらダッシュしても何てことない距離なのに。
加齢のせいで体力まで低下していることを悟る。
情けないが仕方がない。
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