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健くんごと。(プライオリティ)

行ってきました、大阪オリックス劇場
参加してきました、三宅健くんのコンサート!

 2024 Live Performance
 Another  me : The otherside   
 Presented by KEN MIYAKE

今回は、コンサート内の楽曲やダンスや演出等ではなく
健くんが最後に語る挨拶について感じたことを書きます。
コンサート自体のネタバレにはならないかと思います。


健くんは、常々
「推しは推せるときに推せ」と言ってきていた
それはたぶん、今も変わっていないと思う。
これは何も、“俺自身を推せ” と言っているのではなく
各々の大好きな人たちを、後悔しないように応援してね、
という意味で何度と伝えてくれている。
この言葉を聞くと、もうすぐ推せなくなっちゃうのかな、と
変に勘ぐったりして悲しくなったりもした。
でもそれは移籍する前の話で、
今は少しだけ安心しながら、後悔しないように応援させてもらっている。

今回のツアーは北海道から始まり、10公演のうち7公演が終わっている
わたしはその7公演目にてやっと、生の声で健くんの挨拶を聞けた。
その前までは、Xにて流れてくるポストを読んでいた。
文章で読むと悲しく感じたり、寂しく感じたりしたけど
それでも、自分が直に聞いたわけではなかったので、
自分の耳で聞くまではその感情は封印しておこうと思っていた。

そして、どこからか最後の挨拶が
「自分の優先するべきものを大切にしてね」という言葉に変わっていった
これは意訳だし、又聞きなので正確な言葉ではないことを
知っておいてほしいのですが
私もついに7公演目に参加して、その挨拶を直接聞くことができました。
どんな言葉であったかは、正確には覚えていないのですが
プライオリティを大切に、と話してくれました。



初めてきちんと生の声で健くんから言葉を聞いて思ったこと。
“僕の応援ばかり、がんばらなくていいんだよ”
胸がきゅーーーっとしました。
もちろん、こんな言葉は一つも微塵も言っていません。
私が言葉の裏側を勝手に想像して思っただけの妄想です。
でも、そう感じてしまったんです。プライオリティの意味も含めて
私はもちろん、頑張って応援してるなんて思っていません。
純粋に応援したいから応援している。
なにかを犠牲にしてまで無理やり
時間とお金を使っているわけでは断じてない。
仕事もしているし、家族もいるし、子育てもしてる
推し活をしていない人からみたら、
家のことを放棄して遊んでいるようにみえるかもしれない。
でもきちんと今、このときの優先順位は考えるようにしているし
順番をぐちゃぐちゃにして破滅に向かっているとも思っていない。

でも、ここまで子供から大人へと移行してきて思うのは、
学生のころよりもお金は持っていても、
やらなければならないことが多いということ
自分よりも優先しなければならないことが多いということ。
大変なこと、悩みは何歳であっても相応のものがあって
子供のほうが、とか、大人のほうが、とかそんな順位はないのだけど
よく考えてみた結果感じたのは、
大人のほうが子供より、残された時間が短いんだ、ということ
平均余命が断然みじかい。やりたいことの数は減らないのに
大切な人と過ごす時間が、単純に考えて子供より短いんだ、大人のほうが
だからより、プライオリティについて考えてしまうのかもしれない
と思ったのです。

そしてさらに、健くんは
その中で自分に会うことを選んでくれて嬉しい、というような事を
言っていたような気がするのです。
どなたかのレポで読んだのかな
そして、またみんなと会えるように頑張ると言ってくれたのです
会えなくなるのかも、なんて寂しい悲しい気持ちが減っていきました。



健くんの中のプライオリティ。IVYたちのプライオリティ。
勝手なんだけど、わたしは
お互いに、1番じゃなくてもいいんだよ、って思い合っている気がしてます。
健くんと同年代のわたしは、
健くんと同じようなタイミングで大人へと移行していて
健くんの言うプライオリティの意味を、そう捉えた。
“1番だったらとても嬉しい
でも、1番じゃなくてもそれを責めたり悲しんだりしない”
なんだか、形にしたら涙が出てきた。




大阪からの帰り道。
同じ時代を過ごせていることの奇跡を思っていたけど、
同じように年を重ねていることの奇跡をもっと感じた
健くんも私も、たくさんのIVYさんも
人生はじめての経験を毎年重ねていて
ここまで生きてきて初めて分かる感情とか気持ちとかがあって
子供のころ見ていた大人が感じていたことを、
いまリアルに自分が感じたりしてるんだと思うと
その大人への階段を一緒に上がれてる感覚があって、それがとても嬉しい

皆さんのXのポストを読むと、本当に人生いろいろ
明日に何が待っているのかなんて、誰も分からない
今日のプライオリティと明日のプライオリティは違うかもしれない
でも、それを責めたりしない。責められない。
両親、子供、家族、友達、大切なひと、だいすきな推し
大人になって改めて感じる、残りの時間の短さと切なさ

“推しは推せるときに推せ” もかなりの衝撃ワードだったけど、
こうして改めて “プライオリティ” の意味を妄想すると
これもとてつもなく強烈なワードで
みんなはみんなのプライオリティを大切にね、って言葉は
究極の片想いの言葉に聞こえてくる


いや、それは妄想のしすぎ、か。


健くん。
いろんな選択を迫られることが多いけど、迷うこともあるけど
子供が熱を出したら会いに行けないなってドキドキすることもあるけど
でも、健くんの心の中にIVYが居ることがすごくすごく嬉しいよ

でも、健くんのプライオリティも大切にしてくださいね
1番だったらとても嬉しい。でも、1番じゃなくてもいいんだよ。
勝手な解釈をしてしまったけど、こんなこと考える時間を与えてくれる
健くんがやっぱり大好きな夜なのでした。


悔しいから、最後は宣伝!
健くんの最高なアルバム聴きませんか?

あなたのプライオリティの高いものはなんですか??



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