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変化は怖くない、新しい自分を見つける作業
そもそもセルフプロデュースとは、自分の魅力や個性、強みを分析して、戦略的にアピールしていくことですが、簡単にいうと「なりたい自分になれる力」だと思います。
なりたい自分になる、理想の自分になるというとすごくポジティブに聞こえますが、私がセルフプロデュースを始めたきっかけはどれもネガティブな理由です。
・このままでは誰からも相手をされなくなるかも…
・今の自分のままでは生きていけないかも…
こんな理由ばっかりです、本当に。そのままでいるのが怖かったから、自分は変わる必要があると思ってやるしかなかったというのが正直なところですが、結果的に人生が好転したのでよかったなと思います。
セルフプロデュースのポイントと段階をお話ししていきます。
先に言っておきますが、セルフプロデュースをするには多少お金がかかると思っていた方がいいですよ。
今までの自分と違うモノ・コトが必要になるわけですから。
・一気に変わらなくていい
理想の自分を掲げるとなぜか、一気に自分を変えようとします。一気に変えようとした結果、続かないんです。これが継続できるのであれば、すでに変わってるはずなんですよ。人生の中で、こうなりたい!という目標を掲げて結果が出ていない、挫折してしまうという人の大半は、ファーストステップが高すぎるということ。
そして、継続できずに挫折・断念してしまう。これを何度もやっていると「自分にはできない」という自己否定や諦めにつながってしまうんですよね。
まずは一つ変えること。その一つが定着したら、次のステップに進む。
これが面倒くさいと思うなら、変わるのは諦めるか、死ぬ気で継続する!という強い意志がある方がいいかもしれないですね。強い意志があるなら、すでに変われているとは思うので、そちらはあまりお勧めしません。
変わらなければならない状態になった時に、がんばってください。
・なりたい自分がないなら、「こうはなりたくない」を想像すると良い
こんな風になりたい!理想の自分はこれ!というものがないからといって、諦める必要は全くないです。人の頑張れる方向性というのはプラス面を見て動ける人、マイナス面を避けるために動ける人など、性質によって異なるのでどちらがよくて悪いということは一切ありません。私は今でもマイナス面を避けるために動くパターンが多いです。
「こうはなりたくない」という回避型はプレッシャーに負けないでください。
これができなければ最悪な結果が出てしまう…なんて考えるだけ無駄です。
そんなことを考えている暇があるなら、今できることをやるべきです。
・セルフプロデュースの順番
①なりたいorなりたくない自分を詳細にイメージする
これが軸になる部分です。できるだけ鮮明にイメージできるとブレにくくなります。
②一番最初に変えたいところを見つける
メイクなのか服装なのか、考え方なのか。まずは一つ見つけるようにしてください。①でイメージしたものと一番かけ離れているところから変えていくと、徐々に今までのものが違和感に変わります。違和感に感じ始めると次に変えたい部分に目が行きます。
③違和感を解消する
イメージに近づいていく部分があると、「今まで」の部分が違和感に感じてきます。その違和感を解消していけば、気がついた時には少し前までの自分とは変わっているんです。
理想を追いかけていると無意識に理想が高まることがありますが、違和感を解消することを目的とすると【しっくりくる】【ハマった】感覚があるんです。
そのハマった感を大切にしてください。
・変化は怖くない、新しい自分を見つける作業
まずはやってみることが大切。自分一人では動き始められないのであれば、誰かとの予定として組んでみる。できない理由を並べてても変わらないし、同じだけ時間は過ぎているんです。
同じスタートだったとしても、とやかく言わずに動き始めた方が早い。どうせやるなら早いほうがコスパがいいですよ。
できるように考えて動くか、いっそ諦めるか。それを決めるのは他の誰でもない自分ですからね。