ステージをひかえた日々その2♪クレオパトラの夢⑴
「ステージをひかえた日々を綴ってみます。どうなるか自分でもわかりません」と綴ったのがちょうど1週間前!
ベートーヴェンの悲愴ソナタについて書きます!と綴りましたが、ステージ後半にお届けするノンクラシックの譜面作りに奮闘中💦
バド・パウエルの『クレオパトラの夢』を弾いてみたくなって選曲したのはいいのだけど、この調号たち、見てください(タイトル写真)!
全部の音が半音下がっています!
全部の音が半音下がっているということは、
たとえば楽譜に「レ」が書かれているとして、その場合は、白鍵「レ」白鍵の左に黒鍵があるので、その音(「レ♭」)を弾けばいいけれど、
「ド」の音の場合は、その白鍵「ド」の左も、白鍵「シ」であるわけで、
「ド♭」と思いながら弾いても、「シ」の感覚が否めない、わけです。
〜同様に、「ファ♭」でも類似のことが起こります。
鍵盤上は、「ファ♭」=「ミ」!
半音下がる音が7つもある音階は、長調と短調それぞれひとつずつあって、長調ではド♭(変ハ)から始まる変ハ長調、短調ではラ♭(変イ)から始まる変イ短調になるのですが、
こともあろうに、調号の数をみたとき以前弾いたとある曲を思い出し、「これはCes-dur (変ハ長調)だワ〜」と思い込んでしまっため、どうもコードが合わず、左手が作れなくて右往左往。
「この曲が長調であるわけないじゃん!」って気づくのに、何日かかかってしまいました。。。
・・・今日こそ、楽譜を作り上げよう!
ところで、このバド・パウエルの「クレオパトラの夢」は、JASRACのJ-WIDによると、著作権が消滅しています。ご覧になりたい方、J-WIDを貼っておきますね。作品コードは0C0-2999-9です。
実は、調べた時に、この曲の著作権が消滅していたことにビックリしまして。著作権は、作った人が亡くなってからも一定期間保護されていて、その期間が過ぎると消滅します。著作権が消滅した作品は、社会みんなの財産とする「パブリック・ドメイン」となります。保護される期間は、以前は50年間、今は70年間です。
消滅したって、そんなにこの曲が昔の曲なのか、それとも、バド・パウエルってそんなに早く亡くなったのか。。。
彼の旅立ちは1966年7月末でした。現在は2023年で50年以上は経っていますが、まだ70年にはなっていません???
こちらにその答えがありそうです!Q&Aの箇所をみてね。
著作権を確認したところで、
左手を作り上げよう、今日こそは!
ここからは思案メモ♪
バド・パウエルは右手の高速、つまりすっごく速弾きの人だったようで、右手に集中するためには、左手は4拍子を刻むことに専念したほうがいいよねー。そのほうが作りやすいし、、でも、ウォーキングベースを作っていくのって、、、難しい、、、。全然、右手に合ってない。コードを崩せばなんとかなるってのは甘かった。。。