あなたのおうちはどこですか?
2022.01.16
在庫数表示
Amazonは在庫数が潤沢なうちは、下記のように「在庫あり」と表示される。
そして在庫が20冊になるとカウントダウンが始まる。
この「20冊」という区切りが、Amazonの規定なのか、出版社によって違うのかなどはよくわからない。
こうなると、俄然気になるじゃないですか。動きが見えるから。人として。
僕を喜ばせたいという人がいるならば、この数字が出ているときにAmazonでご購入いただくと、「おお!」と喜ばせることができます。
いま(2022.01.16 21:45)現在、「残り17点」なんだけど、しばらく経つと2冊くらい増えていることとかあるから、油断ならない。しくみが今ひとつわからないんだけど、わからないなりに眺めて楽しんでいる。
きょうのぼくぼく
昨日から、ぼくぼくのごはんの回数を1日4回から1日3回にした。5:00/11:00/17:00/23:00だったのが、6:00/14:00/22:00となった。少し夜早く寝られる。
子猫らしくて、とてもいい。
ぼくぼくは一時預かりであって、本当の家の人がぼくぼくに気づくようにTweetや日記で露出しているのだ。広い意味での「迷子の子猫」であり、「尋ね人」の活動なのである。あなたのおうちはどこですか? 見つけやすようにちょっとかっこいい写真も撮った。早く見つけてくれますように……。
きょう作った短歌
オーダーメイド短歌
『あなたのための短歌集』(木下龍也 ナナロク社)は、Amazonの説明を引用すると、下記のような短歌集だ。
お題は一般的なことから、とてもパーソナルなことまでさまざまで、なんというか、ちょっと「占い」みたいな感じなんだよね。その短歌がその人の指針となったり、救いになったり、お守りになったりする感じ。とてもおもしろいので、ぜひ。
僕は、本にまとまる前から、木下さんのこのプロジェクトをとても素敵だ、と思っていた。素敵、というか……「本来的な作品のあり方」に見えていた。「お題をもらってそのお題に沿った短歌を作って販売する」というのが、「短歌を届ける」形態としてシンプルでいいな、と思っていた。
いいな、とは思っていたけど、自分にはできそうもないので、ちょっと羨ましくて、悔しい気持ちもあった。
また、イラストレーターの小泉さよさんは、時間が許せば、サインをするとき、その方が飼っている(または過去に飼っていた、もしくは縁のある)猫の写真をスマホに表示してもらって、その猫の似顔絵イラストをサインに添える。その様子を横で眺めていて、すごくいいな、と思っていた。
「要はこれを短歌でやっているのが、木下さんのプロジェクトだよな、そりゃ喜ばれるよな」って思っていた。
……で、昨年末キャッツミャウブックスさんで開催された「絵描きと歌人と本屋の猫ばなし5」で参加者の方にお願いして、お題を考えてもらい、後日そのお題に沿った短歌を作成して封書で送る、ということをやってみたのだ。人数も5名様限定だったし、クローズドな場だったのでやりやすかったのもあって。
やってみたら、いろいろな発見があって、とても興味深かった。
いただいたお題から短歌を作るとき、「一度お題を自分の中に入れる」みたいにしないと作れなくて、憑依というと大げさだけど、追体験するような感じになる。だから結構疲れるのだ。
あと「自分の作品だけど自分の作品じゃない」みたいな不思議な立ち位置の短歌ができあがるので、新鮮だった。
(満足いただけたかどうかは甚だ怪しいけれど)「案外できるものだな」とも思った。
みんな「猫」に関するお題だったので作れたのかも。
今後、オーダーメイド短歌はイベントの特典みたいな形や販売するなら全額寄付する前提のチャリティー企画みたいにしてやってみてもいいかも、と思った。
そんなそんな。