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文学フリマ東京36の顛末
2023.05.21
きょうは、朝から文学フリマ東京へ。秦野駅で一度改札を出て、朝マックのマックグリドルを食べてから、ロマンスカーに乗って新宿まで出て、山手線で浜松町へ。モノレールで流通センターまで。開場直後くらいに入場。設営は相変わらず、なんか正解がわからない。
もうこれ以上の陳列能力がない。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) May 21, 2023
くるねこ大和さんのイラストですべてをチャラにしてほしい。#文学フリマ東京 pic.twitter.com/yLPLmLYlTc
こんな感じで勘弁しておいた。ウォールポケットの中に選べる短歌を入れようと思っていたんだけど、思いのほか視線が下になってなかなか見づらいかもな、と思って、見づらいのであれば、見ても見なくても同じであるシークレットを入れればいいのでは、と思いつき、そうした。
……で、選べるほうのカードは机の上にレコード形式に立てて置いておいて、パタパタと選んでもらう形にした。
短歌カードは、結局レコードを選ぶみたいにパタパタしながら選んでもらう形にしたんだけど、これはこれで正解だった。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) May 21, 2023
なぜなら、買う短歌を選ぶには買わない短歌も読む必要があるから。割とみんなじっくりめに読んでくれた。
僕は、つまり、読まれたいのだ。#文学フリマ東京 pic.twitter.com/t58bkzz1y9
結果として、この形で正解だったような気がしている。意外とみんなちゃんと吟味して選んでくれて、それはつまり買わない短歌も「読んでくれている」ということなのだ。
手に取って笑ってもらったり、大事そうに引き抜いて購入してもらったり。「物にする」って本当に大事なことだ、と思った。
ご購入いただいたみなさん、ありがとうございました!
毎回、コンビニでなんか昼メシ買っとこうって思いながら来るんだけど、流れに乗ってしまって、入場・設営まで終わってから「買ってくればよかった……」って思うのをやめたい。#文学フリマ東京
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) May 21, 2023
こんなツイートをしたら、みなさんが差し入れをしてくれて……。なんかすみませんでした。朝マック以降の食事は、すべて差し入れでまかなってしまった。
文学フリマ東京収支
#文学フリマ東京
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) May 21, 2023
『猫のいる家に帰りたい』5冊完売、『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』5冊完売、『いまからねこの話をします』15冊+1冊完売。
三十一筆箋は、残部数え忘れてるから後日。
短歌カードは売れた数を都度数えようと思ったけど、キャパオーバーで無理だった。
さっき帰宅してから、売上を勘定したら、欠品だった『三十一筆箋 −猫−』の増刷費用が捻出できそうなくらいは売れていた。安堵。
#文学フリマ東京 終わったー。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) May 21, 2023
端的に疲れた……。
お会いできたみなさま、ありがとうございました!
新刊は家にある分全部持ってくればよかったかな……。
感想など写真と一緒にツイート歓迎です。
文学フリマは、体力的にもういいかな……。
久々のかたやはじめましてのかた、「Twitter見てます」のかた、「note読んでます」のかた、たくさんお会いできました。そういう意味では文学フリマはいいのかもな……。「わざわざ会いに行く」という硬さがないぶん、気軽にすれ違えて挨拶できるような空間だから。同じ空間にいながら、会えない人もいて、それはそれで、まあ、タイミングだよね、みたいな感じで済んじゃうし。
今回は気になる本がいくつかあったんだけど、結局どこにも行かず、ずっとブースで売り子に徹していた。
ただ、まあ、とにかく疲れた。疲労感がすごい。ひとりでの参加だからかもしれないけれど、もう誰かと参加するほうが面倒に思える。
加齢による衰えを如実に実感した。この日記を書けていることが、もう、なんか偉い、と思っちゃう。
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