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歌人として成人
2022.04.20
チキンタツタの狂信者である妻の意向で、きょうの晩ごはんはチキンタツタだった。妻がドライブスルーのあるマクドナルドに会社帰りに買いに行ったのだけれど、すごい行列だったらしい。狂信者である妻は「さすが、チキンタツタ」と感心していたけれど、ホントにチキンタツタが引き起こした行列だったのだろうか。
十八年
きょうは歌人としての誕生日とも言える「枡野浩一のかんたん短歌blog」に投稿するため、はじめて短歌を作った日だ。
18年前だから、いまの法律でいうと歌人として、新成人ってことでしょう?
短歌を始めたのが、18年前のきょう。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) April 20, 2022
「枡野浩一のかんたん短歌blog」への投稿には「トラックバック」という方法が採用されていたため、僕の最古の短歌は、よくも悪くも明確にインターネット上に残っている。
お題は「かなしみ」。当時の筆名は訳あって「伊勢悟史」。https://t.co/RazsRNwCKy
これが採用された回の記事。うれしかったな……。
それまでは「五行歌」というジャンルで歌を作っていて、ちょっと「たのもー」みたいな、他流試合みたいな気持ちで投稿したのを覚えてる。
割とすぐ採用されたんだけど、逆に言えば、すぐ採用されなかったら、すぐ短歌を書かなくなっていたと思うんだよね。
そう考えると、ここまで続いていることが感慨深い。
■枡野浩一のかんたん短歌blog powered by ココログ: 「かなしみ」評その3 (cocolog-nifty.com)
『三十一筆箋 −猫猫−』
そろそろ献本先やお取扱店に届き始めています。
歌人としての誕生日に、枡野浩一さんからこんな誕生日プレゼントみたいなコメントが。
こんな未来が来るなんて。贅沢。
18年前のきょう短歌を始めた伊勢悟史あらため仁尾智さんが、三十一筆箋『猫猫』をおくってくれました。
— 歌人 枡野浩一 Koichi MASUNO (@toiimasunomo) April 20, 2022
プロダクトとしてこんなに不満のない短歌集も珍しいというか、私の短歌も同じシリーズで出してくれないかと思いながら、一気に読みました。
短歌はこんなふうに世に置きたい。#枡野と短歌の話 https://t.co/FVnJid5xxu pic.twitter.com/oyKIR7wLXV
ほかにもご紹介いただいているツイートがいくつか。
三十一首の短歌+一筆箋がセットになった #仁尾智短歌集 #三十一筆箋 「#猫猫」をいただきました👏😲
— 猫びより (@nekobiyori_jp) April 20, 2022
第2弾は縦書き仕様!第1弾の時はもったいなくて使えずもう一冊購入しましたが、今回も追い三十一筆箋間違いなしの傑作です!🥺
短歌・ #仁尾智(@s_nio )さん
絵・ #小泉さよ(@sayokoizumi )さん pic.twitter.com/dZPw3dgWmQ
三十一筆箋 -猫猫- 届きました~!
— ねこ絵本とねこ雑貨の店 かぎしっぽ (@kagishippoakita) April 20, 2022
仁尾智さんの短歌と小泉さよさんのイラストで作られた一筆箋。三十一筆箋 -猫- の第二弾です 。
イラストのみの一筆箋と、猫短歌が添えられている2枚で一組。1枚、1枚じっくり楽しみたい短歌集です。https://t.co/zskfMlraFF#三十一筆箋 #仁尾智 #小泉さ pic.twitter.com/SSFIfBDjkZ
『三十一筆箋 -猫猫-』の全貌が明らかになってまいりました😸仁尾智さんと小泉さよさんのサイン入り一筆箋が1冊に1枚ずつ付くご予約購入は4/23正午までとさせていただきます。詳細・お申し込みについては、下記リンク先をご覧ください。https://t.co/xTVHHaXxZJ https://t.co/4AqzTan1CO
— キャッツミャウブックス® (@CatsMeowBooks) April 20, 2022
くるねこ
そして、もうひとつ歌人としての誕生日プレゼントみたいにくるねこ大和さんがこんな記事を。
もともと僕が「くるねこ」が単行本になるより以前のブログ時代からの愛読者だったので、『猫のいる家に帰りたい』を出したときに献本させていただいたのです。
そこからのおつきあいで、ありがたい。
こんな未来が来るなんて。贅沢。
このくるさんの記事を読むと、僕の作品の力、というよりは割と「短歌」という形の力による恩恵が大きい。
三〇〇歌人新作作品集
『短歌研究』5月号は特集が「三〇〇歌人新作作品集」。
こういう大人数の特集を目にすると、「ギャラは大丈夫なのだろうか……」と考えてしまう。
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