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仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』が来春出ます

2022.12.21

猫歌人のスペース

昨晩は、スペースでしゃべってみた。ひとりで1時間半くらいしゃべったけど、まあまあ大変だったけど、おもしろかった。技量と能力的にあれ以上のことは、ずっとできないと思う。逆に、あの程度のことならずっとできる気がする。

延べで141人のかたにお聴きいただいたらしい。お聴きいただいたみなさま、ありがとうございました。

短歌集が出ます

スペースで告知したんだけど、来春3月下旬に猫短歌集を刊行します。第一歌集ってことでいいのだろうか? 「第一」ってなんなのだろうね?
タイトルは「仁尾智猫短歌集『いまから猫のはなしをします』」。版元は「エムディエヌコーポレーション」。もともとはデザインやフォントの本や雑誌を出していた出版社。猫とも、短歌とも遠くみえる版元からお話をいただいて「おもしろそう……」と思って、ありがたくお受けしました。

タイトルは《いい人と思われそうでも まあ いいや いまから猫のはなしをします》という自作の短歌の下の句をとっています。

割と純度の高い「短歌集」です。構成が少し特長的で「五十音順」に短歌を並べています。その意図などは「はじめに」で書いています。

収録歌数は114首+2首。全160ページ。行ごとに短いエッセイが入ります。
こんなに少ない歌数で、1ページ1首で組ませてもらえるのは、枡野浩一さんの『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』(左右社)や木下龍也さんの『オールアラウンドユー』(ナナロク社)のおかげ。

写真も少し入ります。僕が撮影した写真です。

装丁は「フランス装」となります。
サイズもコンパクトで、持ち運びやすく、かっこいい本になりそう。
表紙デザインや価格、予約開始日などは、未定。
決まり次第告知させていただきます。

スペース中に反応してくれたツイートを。

ありがとうございました! また予約とか発売近くになったらスペースで話すかも。

きのうのスペースはアーカイブを残さず話しました。なんか何をどこまで話していいのか、よくわからないまま始めたので、下手なことを言ってしまいそうだったから!

聴けなかった人、すみません……。
だいたい下記のことを話しました。それ以外は、いただいたツイートを読んだり、ご質問に答えたり。

  1. 「におみくじ」通販を来年1月から開始

  2. 「いぬ短歌、ねこ短歌」の企画が某誌にて来年2月下旬発売号より連載決定

  3. 来春短歌集を刊行

ネオにおみくじ

先日の「絵描きと歌人と本屋の猫ばなし6」で引いていただいた「ネオにおみくじ」で当たったかたからのリクエストにお答えした短歌を作りました。

リクエストは、「同じようで、決して同じではない毎日」。その内容のエピソードも詳しく書いていただいていて、それらも踏まえた上で作ったのがこの4首。

毎日は写真の一部が変化するクイズみたいに気づかず変わる

後悔がないというのは 前だけを向くというのはいいことですか?

思い出すことはだいたい苦いこと 忘れず生きていけという味

きのうとは同じようでも違うきょう 違うようでも途切れずあした

リクエスト、ありがとうございました!

くちどけまんまるラムネとチュッパチャップス

Amazonのほしい物リストを公開してみたら、誕生日プレゼントが届きました! 2つも!
めちゃくちゃうれしいです!
ありがとうございました!

訃報

きょうもいくつかの訃報がタイムラインに流れてきた。
僕は真夏に死にたい。死ぬ前にはスイカを食べたいから。

これで2022年は、なんとなく終わった感じだな……。
あとはゲラの確認と大掃除と麻雀とお墓参りと大晦日、という感じ。

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仁尾智(におさとる)
そんなそんな。