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手術

遂に、がんの切除手術と人工膝関節置換術です。
いま思い出しただけで身体にグッと力が入ります。

全身麻酔

前回と同じように全身麻酔をし、手術に挑みました。
一度経験しているのであまり怖さはありませんでしたが、経験してる分だけ術後目が覚めたときの怖さは大きかったです。
仰向けになって点滴やカテーテルを通しているときは、先生よろしくお願いします!!という気持ちでしかありません。

術後

手術は8時間掛かったそうです。
前回の生検とは比べ物にならないほどの切開をしているので、つらさは前回の倍以上ありました。
40度近くある熱と、左脚のしびれ、吐き気と身体の不快感。自分が人生で初めて経験するしんどさがありました。
それが、まずは3日続きます。
ご飯も食べれなければ、一睡もすることもできません。
早く時間が過ぎてほしい、早く痛みが和らいでほしいと3日間願うだけでした。
ほんとに一分一秒が長く感じました。

3日後

手術の痛みは3日目にピークを迎えて、痛みのフェーズは変わっていくと言われていましたが、まだまだ痛い。
先生のお話によると、人工関節を入れたことにより神経が伸びていて、それが痺れに繋がっているのではないか。
その伸びた神経の回復を待つより、2センチ短くした人工関節を再度入れるほうが、神経への負担は少ない。
つまり、もう一度手術をするということに、、
自分は3日間続く激痛の中の説明だったので、もう今より良くなるのならなんでもいい!早くこの状態から抜け出したい!その一心でした。

4日後

両親への説明も終わり再手術の日になりました。
3度目の手術なので色々と慣れてきました。
手術も人工関節のみなので前回よりも早く終わったようです。
術後の熱とだるさは3日間続きました。
つらいのに眠れないのが一番しんどいかもしれません。

現在

いまは左脚の痛みは穏やかになり、歩行器を使って右脚と腕の力でトイレまで歩ける程になりました。
少し前の自分の状態を思い出すと、だいぶ回復していて我ながらほんとに頑張ったなあと思います。
これからどんなスピードで回復し、いつ退院できるかなど全く分からず、不安には変わりないですが、きっと自分なら頑張れると思います。

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