ゴマ油に気を付けろ❗~息子とラブラブ💖cooking✨~ / #おいしいはたのしい
休みの日は昼近くまで寝ている息子にいつものおにぎりではなくフレンチトーストを作ることが時々ある。(気が向いたら。もしくはトーストと卵がたくさん残っていたら。)
今朝もゆっくりした朝。昼近くになってのっそりと息子が起きてきた。
「なに食べる?」
「うぇ~~ん…○*☆◎△★」(←寝ぼけてる)
何言ってんだかわかんないですけど。
うちの息子は少食だ。朝昼兼用のツナマヨおにぎりを作って置いておくと、それを食べたら夜の食事までほぼ1日もつ。22才の男子がですよ⁉️信じられないでしょ?もうね、PCに張り付いて1日作業 ( 音楽やゲームを作るのが趣味 ) してますがコーラで水分&糖分のエネチャージするだけでイケるそう。身体によくないのは分かっているが集中すると他に気が回らない。そして「あまり食べると眠くなるからイヤ」だそうで。
そんなだから、数少ない食事回数 ( 晩御飯はしっかりガッツリ食べます。主に肉 ) を好きなもので満足させてやりたくて、たまに休みの日の朝昼兼用に息子の大好物のフレンチトーストを作ることにしている。
今朝もそうして作ることにしたのだが、珍しく息子がフレンチトーストの作り方に興味を示した。
「自分で作れるようになればいつでも食べられるな🎵」
「そうだよそうだよ!やってみなよ」
「じゃあ作り方を教えて」
という訳でキッチンに息子と並んでフレンチトーストを作り始めた。私が作業するのを息子は隣で見ている。
「まず卵と砂糖と牛乳をボウルに入れてかき混ぜる」
「フムフム」
「フライパンにバターとグレープシードオイルを入れて火は弱火ね」
「ほうほう」
卵液に浸けた薄切りトーストをフライパンに並べて焼いていく。
「弱火で焦げすぎないようにね。薄く焼き色がついたらひっくり返していって。やってみな」
焼き色を見ながら息子が一つずつトングでひっくり返す。
いい色になったら卵液に二度付け。これをやるとしっとりとプリンのような出来上がりになる。仕上げに更にバターを入れてコク増し増し!
軽く返しながら焼けたら出来上がり。
お皿に並べて、あとはメープルシロップをたっぷりと掛けるだけ。
「けっこう簡単にできるんだね!これならオレにもできそうだ🎵」とご機嫌な様子。
私も次から「自分で作れ」と言えるのでラッキー👍
最後の仕上げのメープルシロップをシンク下の引き出しから取り出して羽振りよくトーストに回し掛け。特別だぞぉ~✨とたっぷり掛ける。
「・・・えっ!」
「は?何か?」
「それ、それ、・・☆★◎*☆○」
何言ってんだかわかんないですけど。
「ゴ、ゴマ油ぁ!」
ギャア~~◎*★☆△○❗❗❗
・・・もうイヤ。
しばし動けず。遠い目・・・
何故、こういうことになったのかと申しますと、引き出しの中には色んな調味料がひしめき合っておりまして、普段圧倒的に使用頻度の高いゴマ油に自動的に手が伸びたのであります。その後ろに控えているメープルシロップの存在を全く気にもせず。(以下写真参照)
その『引き出しを開けたらゴマ油』。これはもう日頃のルーティンのなせる技なのであります。中華料理屋の親父がデカいお玉で無数の調味料をよく見もせずにスイスイと掬い取りながら中華鍋に放り込むようなもんです。カラダが勝手に動くという。いわば職人技ですね。
・・・・・。
ガックリと肩を落とした私を労うように、息子はバカ笑い。もう、笑うしかない。
「もう一回作るか✨」
「じゃあ今度は最初から自分でやってみなよ」
「ヨシ!」
張り切ってフレンチトースト第2段。
教えた通りに息子が卵液を作る。(画像下方のお皿にあるのはゴマ油まみれの段1段)
手際よくトーストを卵液に浸してフライパンへ。上手いもんだ。
そして最後の仕上げは何度も何度も見直して
「これは何だい?」
「メープルシロップだ!」
「もういちど、これは何だい?」
「間違いない!メープルシロップだ!」
「ヨシ、掛けるよ!」
「おう、いけ~~✨」
ドバドバドバ~~❗
そうしてようやく美味しいフレンチトーストにありつけたのでした。
初めてにしては上出来だ!
キッチンにはプンプンとゴマ油の匂いが漂っていたが、口にいれると間違いなく甘~いメープルシロップの味がした。
こういう時も ( 私がアホなことをして失敗しても ) 全く責めたり怒ったりすることがない息子。ひたすら優しい。もうね、愛してる!
また二人で並んで作ろうね🎵
息子とラブラブcookingでした✨はぁ〜、幸せ❣️親バカチャンチャン🎵
#おいしいはたのしい 企画に参加しました。