統合失調症とわたし ①
まずは、軽く自己紹介でもします。
私は、約二十年近く精神病といわれる病を患ってきました。所謂、統合失調症という病名の病気です。
発症は、二十歳の時でした。あと一月勤めれば正社員になれるといった会社で働いていた時にその症状は起こりました。
なにもかもの、始まりでした。このことはまた後々お話するとして、私の両腕にはたくさんのリストカットの痕があります。首には、あまり目立たないけれど何があったかすぐに分かる傷跡…。
今は眠剤が変わったので六週間に一回、遠い病院へ母親に運転手をさせて精神病院へ通って、毎日薬を飲んでます。
副作用にも悩まされ、ある時を機に、働くことを諦めた闘病人です。言ってしまえばニートなのですが、そうは言いたくありません。何故なら、闘っているからです。病気と真剣に闘ってます。ある時、私がうっかり「統合失調症なんです」と言ったらニート扱いされ、ひどく落ち込んだことがありそれ以来、ブログやサイトで知り合った人にはいくら親しくなっても言ったことはありません。
病気になったことのない人には、ニートだと思うでしょうから。
この約二十年は、闘いの日々です。今もこれからも、一生闘っていかなければならない病気です。
どうして私が?と考えたことはあります。何度もありますが、事実を曲げることは出来ません。どう考えても、薬は手放せないし、普通の生活が出来るわけもなく。
一度、本当に苦しくなって耐えられなくなり、何もかもから逃げ出したくなって自殺未遂を犯しました。
そして死にきれず、今ここにいるわけですが。
その間の過程を、…今まで私が経験してきたことを書いてそれを読んでくださった方の何らかの形で参考になれば幸いだと思ってます。
これが、noteさんにお世話になろうと思った動機です。
少しずつ、昔のことからひも解いて書いていこうと思ってます。お付き合いくださると嬉しいです。