この夏、短編小説に挑戦してみようと思います
この夏、短編小説に挑戦してみようと思います。
さっき、この案が降りてきた。
いつものように20時40分ごろ、音楽を聴きながら皿を洗っているときに、ふと自分の頭の中に浮かんだこと。
「夏の切ない物語を書いてみたい」
聴いていた音楽が「若者のすべて」だったからか。
でも、以前からずっと夏の匂いのする物語っていうのは自分の頭の中にあって。
浮かんでは消えて、燃えそうで燃えなくて、いざ「やってみよう」とは遠かった。
それが突然に「これはやりたい。いま決めて、やるしかない」と直感が叫んで。
この瞬間を逃すわけにはいかないと、高速で皿を洗いながら「短編小説、短編小説…」と忘れないように唱え続けて、いま、こうして書いている。
正直、こういう「やりたい」というアイデアが浮かんでも、流れては消えてしまうことが多い。いや、流されてしまう「やりたい」があまりにも多過ぎるんだ。
大事だから、2度書いた。
この気持ちを、消さないようにと思って
じゃあどうするのかと考えた時に
文学フリマに出ると言ったあの時を思い出して
「そうだ、書くと宣言すればいい」
謎の納得感で、いま、こうして言葉にしている。
文学フリマのようにはいかなくて、これは流れてしまうかもしれない。
出展を決めて、お金を払って、逃げ道を無くして、ということができないから。
でも、前々から、やってみたかった。
「小説に挑戦したい」という想い。
自分は、正直、恥ずかしいことにほとんど小説を読まない。
過去に大好きだった小説家さんが1人いて、その人の小説は10冊以上ぜんぶ読破したけれど、それ以外は本当にまったく読まないような自分が、書いていいのか、書けるのか。
そういえば、文学フリマの打ち上げをケイタ君とした時に、僕は言った。
「次は、できれば小説にも挑戦したいと思っている」と。
その時は、ケイタ君に小説とはなんぞやと、たくさん語り合って、プロットはどうとか、ちゃんと深掘りしてから書いた方がいいとか、たくさんアドバイスをもらって打ちのめされたけれど。
知識のない自分が踏み出していい領域なのかわからないけれど
抑えきれない。
「書いてみたい、表現してみたい」
その気持ちが溢れてきたこの瞬間を、僕はとらえたい。
逃すことなく、ああ、いまこの瞬間なんだと信じて、書いてみたい。
その想いだけで、いま、こうして宣言している。
対して見られないnoteに書くだけだから、あまり意味を為さないかもしれないけれど。それでも自分に対しては、大きな宣言で、プレッシャーもあるし、今までは躊躇していたけれど、もう、叫ぶしかない。
誰にも読まれなかろうが、表現したいのだから。
書き切った時は、いま夢中になっている作詞を駆使して主題歌も作ろう。
たった2か月もない期間で書けるのかなんて自信ないけれど、もう何にも余計なこと考えないで、没頭しよう。世界に入っていこう。踏み出そう。描こう。
今までずっと内側に秘めていた「夏の匂い」を
自分の言葉で、表現しよう。
短編小説に、挑戦します。
できるかな、自分。
いや、できるよ、自分。
自信持って、夢中になって、いこう。