「成長できない」ともがく人に必要なコト

この記事を誰に読んでもらいたいか
・成長したい人
・成長したいのに努力の方向性がわからない人
・成長できないと自分を責めてしまう人

結論から言って、成長に大切なこと、それは「素直であること」。

僕の尊敬する3人の友人が成長できない人に足りていないことのポイントとして挙げていたことが、「素直さ」であると一致したことを、思い出した。

1人目は販促のスペシャリスト。この人は会社であろうと、個人であろうと、こちらがアドバイスする意見に対して「素直に耳を傾けるかどうか」で、その会社や個人がその先成長するか、成功するかが見えてしまうという。

2人目は友人の敏腕編集者さん。この人も成長には「その人が素直にこちらの話を受け入れてくれるか」で変化する度合いが変わってくるかに、違いが出ると話されている。

3人目は友人の写真家さん。この人は宣材写真を撮りながらメンタルカウンセリングに近いアドバイスをよくされる方なのだが、その人も「成長する人は、こちらからアドバイスをした時に素直に受け取って、すぐに行動に移せるかどうか。大抵の人は話を聞いても、その瞬間だけになってしまう。そこからちゃんと腹落ちさせて、こちらの意見を素直に自らの行動にまで落とし込めるかどうかで、その人の成長度合いは絶対に変わってくる」と話す。

それぞれの方に共通しているキーワードは「素直」だ。
素直にアドバイスを受け取れるか。
素直にそのアドバイスを取り入れられるか。
素直にもらったアドバイスを疑わずにすぐ行動できるか。

3人目の写真家さんのアドバイスを素直に受け入れて、行動した大学生の女の子は、アドバイスをもらった2年後に何の実績もないところからモデルになって、パリコレに出場するまでに成長した。

元々その子に素質はあったとしても、そのアドバイスや意見を素直に受け取って、自分の中に落とし込んで、迷わず素直に行動するかで、自分のその先を変えられるか、否かが、違ってくる。

今回の本づくり。
僕は編集者さんと、写真家さんのアドバイスを受け入れて、素直に行動した。
その結果どうなるかなんて、この先の未来はわからないけれど、少なくとも行動しなかった過去の自分よりは、明らかに前に進んでいることは、明白だ。

人生は1年で変えられる。
あるいは半年、数か月、数日、1日でも。

変わるか、どうかはすべて
あなたが素直に受け入れるかで変わってくる。

やるか、やらないか。
ただ、それだけだから。

僕ももっと、成長したい。

5月6日に、この記事をここまで書いていた。

ふと、下書きのままの記事を眺めていたら
「素直さが成長につながる」という話を思い出して。

僕も正直、疑ってしまう。
自分の中で「すごい」と思える人からの背中を押されるようなセリフにも
「自分なんか」とか「無理だ」とか「いや」「でも」って思ってしまうから。

いま、改めて「素直さ」が試されている。

「やってみな」という言葉に対して
疑うことなく、信じて進むことができるか、どうか。

僕には、いましかない。
いましか。

信じてみよう、自分のことを。
超えてみよう、恐れや不安。
その先に行こう、行けるんだから。