明日は、伝えられないかもしれないから
いま、もしもこの命が尽きるとしたら
僕はきっと後悔するだろう
そういう瞬間は、無常にも
いつ訪れるかなんて、誰にもわからない
明日どうなるか、なんて
明後日どうなるか、なんて
1か月後、半年後、1年後、数年後
どうなるかなんて、わからない
僕は、いやだ
「伝えられなかった」なんて、いやだ
伝えたいことがある
想いがある
言葉がある
どうしようもないくらい
そういう「何か」がある
いま、これを書いて、泣いてる
溢れんばかりの「伝えたい」がある
自分に嘘はつきたくない
もうたくさん、嘘をついてきた
誰かにではなくて、自分に
自分を大切にできていない
ほんとうに自分を、大切にできていない
自分のほんとうの想いに、正直になってほしい
自分のほんとうの想いに、耳を傾けてほしい
自分も、大切にしてあげてほしい
ねぇ、今を生きようよ
いろんなことがあること
僕は知っている
君にも、僕にも、いろんなこと
山のようにあって
生きるのしんどくなって
もうやめたくなって
全部捨てようとしたりもするかもしれない
そういう気持ちに、僕は何度もなってきた
けれど、まだ、全然間に合う
遅いことなんて、ひとつもない
ねぇ、今を生きようよ
不安なのもわかる
怖いのもわかる
そんなの全部避けたいのもわかる
それくらいに弱かったとしても
自分はダメだと思い込んでいたとしても
ふと、思う
明日なんて、あるのかも、わからない
いま、この瞬間を
等身大の自分で、全力で、全身全霊で
生きなかったら、きっと僕は後悔する
「あの時、伝えていればよかった」なんて
僕は、いやだ
いま、自分がほんとうに伝えたいことを
ちゃんと言葉にしたい
"どうしても"なんだ
"どうしても" 言葉にしたい
表現したい
今を生きたい
僕にはそれしかない
ただ、それしか
そういう本を作る
そういう本しか、作れない
そういう本を作る
今日という日を、今を生きる