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人生史上最大のピンチ

「大変な時の次には、楽しいことが絶対ある」


2月末に、自分を取り巻く環境はひっくり返った。

しばらくは大丈夫だと思っていた仕事の契約が、突然切れる。
受け止め切れないまま、仕事は3月末まで続く。
その仕事をしながら、仕事を探さなければなくなった。

その通達から1週間が過ぎるも、一向に仕事のアテは見つからない。
久しぶりの転職活動。
昨日は狂ったように仕事の合間に求人を見て
たぶん、2000件くらいは見たんじゃないか。

求人に応募し、書類選考で落とされるのを繰り返していると
「お前はダメな人間だ」と言われているようで、久しぶりに堪えた。

明らかに、一般的な求職者に求められるスキルを
僕は持ち合わせていない。

というのも、特殊過ぎる。経験してきたことが。
クリエイティブは特段できるモノがあるわけではないけれど
大体のことは経験してきているが、突出したものがない。
そして何より、自分に自信がない。
頑張ればやれそうなことも「いや、無理だよ」と思ってしまう。

ほんとうは頑張れるはずなのに。


こういう内情は書きたくなかった。
ただ、あまりにもメンタルに限界がきていて
もちろん、とても誰かに読ませる内容だとは思えないし
自分で書いていても情けないのはわかっているけれど
特に今日一日(もう昨日か)は、あまりにも酷い日だったから
最近、何かを書くことからも表現することからも遠ざかっていたのもある。

とにかく、言葉にしたかった。
こんなことを書いて、悔しい気持ちも、ある。


どんなことも、自分だけのストーリー。

自分の体験は、いつか誰かに伝えられるものになる。
そう思って、紆余曲折、生きてきた。
今回も、その一章なのかもしれない。

思い返せば自分の人生はほぼピンチしかなかった。
一度だけ、チャンスをモノにしたけれど
あとは全部ピンチと、情けない話の連続。
そんな自分でも、生きてきた歴史は、すべて自分の物語。

もう一度、ここで踏ん張って、生きられるだろうか。

毎日自分に言い聞かせる。
「大丈夫」
「しょうがない」
「なるようにしかならない」
「いま自分ができることは?」

この3月をなんとかして生き延びて、表現がしたい。
なんとかして、なんとかする。
必ず、切り開ける。
自分を、信じる。


こんな絶望的な状況で
僕は「文学フリマ東京38」への出展が決まりました。

必ず、1冊以上、本を作って、出展します。
その話については、3月中に、どこかで、必ず。


今日は眠れるかな。
眠らないと、やるべきこともできないな。

おやすみなさい。

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