茶番感について【分離を信じてる自我の劇場】

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また、この記事の内容にはちょっとした補足があります、
同日付の◆「タイミングがかぶってしまったけど」もご覧ください。

2025.01.28

最近なぁ……どうしても「茶番」という感想が湧き出てしまうことが、ぬぐえないんですよ。
それは世の中に現れる大きな出来事(集合意識で共有してる現象)から、今のところ滅多にお目にかからなかった体験ながらも個人の人生にも一部含まれてて、
「ここまでの茶番が?」
と驚きを感じながら、眺めてる実感があるという意味です。

この茶番感覚というのは、ええと……
裸の王様の物語みたいに、王様はどう見ても裸なのに、観衆が王様は立派な服を着てますね!とおべっかを使って、その前提でパレードまでしてたらびっくりするでしょ。
違和感ってものを通り越して驚きですよね。
その感覚と同じですよ。

つまり、その奥にあるもの(内的世界)の方を眺めてると、表層で演じられてることが本当に
おいおい、正気なのかい?
と思うくらい、違う演目になってるってことなんですよ。

これは決して人間の分離前提の、自我的感情が理解できないという意味ではないのですが、
ここまでになるとさすがに私はまったく乗れないぞ…となっている演劇なのです。

昨年の秋以降とか終わり頃からが特にそうですね、茶番がどんなにドラマチックに演じられても、心が全然参加できない。

私が近頃のライブで何度も言ってたように、どんどん地球の現実が「想念の幻想でできてる世界(霊界寄り)」に変化していってる感がありますよ。
このレベルではまだ、虚実まじりあってリアリティーとして存在できるのです。むしろ、これまでの物質世界と同質のものの、もっとひどい(何でもありえる)バージョンになりえます、ここを通過するときには。

その後は自分に誠実に生きる人と、それをしない人とで同じ世界は共有できなくなります。

この話を、誰かを見下すとか、人類の体験してる物事をバカにしてるととらないで読んでくださいね(当然その登場人物の中に、私という個人だって含まれているのですから)。

ただ、この実感の度合はひどくなってるのが明らかなのです。
物事の本質を見つめる習慣がある人には、まさに茶番とかプロレスといった言葉が当てはまってしまう感触が、最近は強くありませんか?

この茶番感というのをすっきり言葉にすると、
「分離を信じてる自我の劇場!」
これがもはや、目覚めている視点からはとても虚飾に見える、ということに尽きます。

その演目の奥にある動機自体がすでに、どうしたって自分の共感できるものではないんですよ。

言葉でこれを詳しく説明すると、
分離を信じる自我の感性のまま、その「私」目線で色々なアクションを起こしていると、それがどんなに本人にとっては「自分のリアルな思いや感情によるものである」と信じてたとしても(表層の信念体系ではまさにその通りのことを思って感じて生きてるわけだからね)、
当人が本当にほしくて、本質的に望んでるものは何であり、
実際には何を動機にしているのか、
それらのあべこべなエネルギー的な様子が見えてしまうわけで、

視点がそちらを見ている以上、「分離を信じてる自我の演じ物(アクティング・アウト)」が、どうにも茶番に思えてしまうものなんです。
くれぐれも、そうなることをバカにしてるんじゃないけれど、ただ、驚いてしまうんです。

なぜなら、
そのような演目をどう演じても、たとえそれで一時満足しても、また同じダンスを踊るだけだよ……という具合に、明らかに自我が代替物を再生産し続けるやり方だとわかるからですよ。

正気の視点から見れば、本当にほしいものを得る代わりに、真にほしいものを遠ざけてるということが見えるのですよ。

それは苦しみの世界に居続けるための(もちろんそこにはご褒美としてのよろこびがちょいちょい挟まれるという飴とムチの世界)、目覚めないための劇が続くんです。

【関連するライブのアーカイブ(YouTube)】
全一的な視点が目覚め。二元の中では苦しみと喜びが同じ(2025.01.20)

かさねがさね、私がそういった劇に完璧に同調しないほど目覚めてますよ!というアピールではなく、
……それにしたって、茶番と「真のリアリティー」との乖離が、ちょっとあまりにびっくりするほど大きくなっていってない?と言いたいのです。

こんなときこそ、
現象界で見えてるものが何なのか、その奥を見てください。
当サイトタイトルと同じ、「Behind the sceans」に視点を合わせて。
それは「内なる世界」のことを私は言ってます。

この分岐点の現象、これからもっともっと大規模に広がっていきそうなので、
くれぐれも、目覚めていようね、っていうお話でした。


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