愛への誤解をとく【自分に嘘なくピュアでいこう】

霊的な次元では純度、正直さがパワーを持つので、いわゆるごまかしがききません。
霊的な次元では……と言ってるけど実は、この物理的体験の世界(今私たちがこの世と呼んでる体験)もまた、霊的・エネルギー的な世界なので、このことはそのままこの世界にも適用されます。
シンプルですね! ちゃんちゃん♪

え……、じゃ、なんでこの世界では嘘やごまかしが通用するの?
明らかにそれでも成り立ってるじゃん……と思った方、それはこの世が意識の「まどろみ状態での合意」でできてる間だけのリアリティーなのですよ。

地球人の意識がまどろみの中にあり、幻想のフィルターで曇ってる間はね、嘘の世界も「合意の夢」として持続できるんです。
でも、今の流れとしては一定数の人が「目覚める!」「もう恐れに基づいた嘘の世界の劇は終わりにする!」と、決めてるんです。だから、そのようなエネルギー変化の流れになっていってます。
何を体験したいか、個人個人の選択肢はあるけどね。

このように自分の思いの純度、エネルギー的に嘘がないことが大切な現在となっては、私はあなたの
「スピリチュアル・エゴや、ファサード(見せかけ)」
に注意を向けてほしいと思います。そこに引っかからないでほしいのよ。
それはすなわち、自分の中にひそむ偽善。人へ向けた善意だと思って嘘ついてること。愛や優しさだと、よかれと思っての、ごまかし。
それ全部、あなたの「恐れ」だからね。

たとえば、「万人を愛さなければいけない!」「しかも全員に平等な思いを向けて!」みたいなことを掲げて、そのようになろうとしてる人、いますよね? それが「正しい」「理想」「崇高さ」だ……と思って。

でも、私たちは個性があるので、確かに愛というのは全体にいきわたるものですが、個人のあなたの愛がいつ、どこで、何に「向かうのか」という現象面はバラエティーに富み、変化もあるのです。
対象が人物や生き物じゃなくても、趣味とか情熱だってそうでしょう?
それは「魂の表現」なので、頭で掲げた理想に固執して無理に軌道修正すると、魂がどこに向かいたいのかがわからなくなってしまいます。

とくに霊的な「成長」に熱心な人、自分がスピリチュアルな人なんだというアイデンティティーを保ってたい人なんかは、気をつけてね。
そのように「愛の義務付け」によってあなたが「本当に感じてること」を押し殺すと、自分自身のエネルギーの流れを知ることも、本当の心を自覚することもできなくなります。

それってね、あなたはいつも二元性の中の自分の良しとしている「ハーフ(二分の一)」の自分しか体験できなくなり、自分内のもう一方の極を抑圧しているので、どこかにそれは表現として現れざるをえないということよ。
どんなに隠していても、そうなるの。
あなたが「善の顔(二元の中の愛の側面)」に固執しているから、「悪の顔(二元の中の愛でないもの)」をどこか別のところで具現化しなきゃいけなくなるんです。
自分内部としてもそうだし、創造者としてそれを外に投影すれば、他の人とか外部の現象、外側にある脅威や悪としてリアルに見ざるをえないですよ。

だからこそ、今、あなたに語りかけたいです。
愛への誤解をときましょう。

神の普遍の愛は、あなたがあなたであることをゆるすエネルギーです。
便宜上「神」という言葉を使いますが、これは存在の源(ソース)、実在、真の自己や真我という意味です。
神はあなたを裁きませんが、あなたはあなたを裁いています。
神の愛にふさわしいあなたと、そうでないあなたを分けています。

「不完全なあなた」「ネガティブな思考を持つあなた」を恐れていませんか??
それは、普遍の愛をまったく理解できていないことだと気づきませんか?
普遍の愛をあなたは思い違いしているかもしれません。
今もあなたを支えている普遍の愛とは、


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