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評価方法について

生徒の成長を促す評価方法を模索中

授業での発表活動では、生徒の成長を感じる一方で、評価方法についてさまざまな課題を感じています。特に自己評価や相互評価が甘くなりがちな点や、総括的評価と授業内での活動成果とのギャップが課題として挙がっています。

そこで、以下の工夫を試みています:

1. ルーブリックの活用

発表の内容や話し方、資料の活用、聴衆への配慮など、具体的な観点で5段階評価できるルーブリックを作成しました。これにより、評価基準を明確化し、生徒が目指すべき方向性をはっきりさせています。

2. フィードバックの時間を設ける

発表後、生徒がルーブリックを基に評価を行い、その結果を発表者にフィードバックする時間を設定しています。グループで共有し、教師からも全体フィードバックを行うことで、生徒全員が学び合える環境を作っています。

3. ポジティブな評価と振り返りを重視

「何が良かったのか」「次にどう改善するか」を具体的に伝えることを重視しています。否定的な表現を避け、生徒のやる気を引き出すような声かけを心がけています。

今後の課題

自己評価や相互評価が甘くなりがちな点を改善するために、評価の理由を具体的に求めたり、匿名評価を導入することも検討中です。また、保護者にとってもわかりやすい評価方法をどのように提示するかも課題です。

試行錯誤は続きますが、生徒一人ひとりが自己を振り返り、成長を実感できる評価方法を目指していきたいと思います。皆さんの工夫やアイデアがあれば、ぜひ教えてください!

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