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インターンシップに聞いてみた「応募したくない求人」とは?

今回、オフィスと同じ市内の高校の生徒さんをインターンシップとして受けれました。

高校卒業後、就職も考えているということもあり、まさにこれから求人票を見て仕事を探す立場です。

その生徒さんに実際に求人広告を見てもらい、こんな求人には「応募したくない」というリアルな声を聞きました。

出勤時刻が早い求人には応募したくない!

具体的には「09時より前の始業だと出勤が大変そう」という印象を持つようです。

また、業種・職種によっては「13:00~22:00(休憩1時間)」など、午後出勤の仕事もあり、それはそれで「午前中を自分時間に使えそう」と魅力を感じることもあるようです。

残業が多い/何時間あるかわからない求人には応募したくない!

「固定残業手当60時間分」と書いてあったりすると残業が多そうに感じます。

「月の残業時間は○時間程度」など残業がある場合には、その見込みを明記しておくと良いでしょう。

ただし、残業の見込み時間が40時間、50時間とあると応募者は遠のいていきそうです。

そもそも固定残業制の会社には応募したくない!

固定残業制の会社の場合、「絶対にその時間分だけ残業をさせられそう・・・」という印象を受けるようです。

残業なしなら無し、残業が発生したら割増賃金を支払う、という方が印象は良さそうです。

「固定残業手当10時間分/ただしほぼ残業はありません」と、10時間くらいならいいかな、、という意見もありました。

給与が安い会社には応募したくない!

これは誰でもそうですね。最低賃金ギリギリで応募しているような求人は見直しをした方がいいです。

休み・休暇がはっきり書いていない書いて応募したくない!

夏季休暇、年末年始休暇あり。だけだと実際に何日休みがあるのかがわかりません。

夏季休暇(○日)、年末年始休暇(○日)などできる限りわかりやすく明記するようにしましょう。

はっきりと日数を決められないような場合には
夏季休暇(○日)
年末年始休暇(○日)
※上記は昨年度実績、詳細は会社カレンダーによる

等と、付け加えておくと良いでしょう。

給与の幅が大きすぎる会社には応募したくない!/あやしい!

月給20万円~40万円、などあまりにも上限下限の差がありすぎる書き方も要注意です。

いくら上限を高く書いたからと言ってアピールポイントにはなりません。

「40万円なんてどうせもらえない」「だまそうとしているかも」とマイナスイメージを持たれるリスクもあることを自覚しましょう。

希望を持たせすぎるのではなく、リアルな数字を知りたいと願っています。

年間休日が少ない会社には応募したくない!

完全週休二日制+祝日休み、と考えると年間休日日数は120日程度になります。

最低限、120日程度は確保するようにしないと採用活動において大きなマイナス評価となります。

勤務地の表記があいまいな会社には応募したくない!

「勤務地:東京都○○区予定」などと書かれていると「予定が変わったと言われそう」「同じ市内区内でも端と端はぜんぜんちがう」ので、応募に踏み切れません。

まとめ

就職や転職という人生の中でも大きなイベントを前に人は、少しでも具体的でわかりやすく、リアルな情報を求めています。

求人原稿を作成する側としては、これから応募してくれるかもしれない求職者に対して誠実に情報を提供する必要があると感じています。


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