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採用定着のポイントは入社初日にあり

新しく入社する人の出社初日、ポツンと一人にしていたりいきなり業務につかせたりしていませんか?

初出社では誰もが緊張します。そのときになにもフォローがないと疎外感を感じてしまい入社初日を良い気持ちで過ごすことができません。

せっかく新しく仲間に加わってくれるのですから、しっかりと準備をして迎え入れることが大切です。

┃大切なお客さまへのプレゼンの日だったらどうしますか?

例えば、大切なお客さまと初めて会う、あるいは大切なプレゼンがあるとしたらどうでしょう。

ノープランでその日を迎えたり、前日になって慌てて準備をしたりしませんよね?

数日~数週間前から準備をするはずです。

新しく入社してくれる仲間を大切なお客さまへのプレゼンテーションと同じような気持ちで、事前に早めに準備をすることが大切です。

┃入社初日、ではなくもっと前から準備は始まっている

採用内定から入社初日までの間隔が空いていれば空いているほど準備は大切になります。

採用内定を出したとはいえ、会社からなにも連絡がなければ不安になってしまいますから、初出社の1週間前や前日にメールなどで連絡をするとよいでしょう。

連絡をする内容としては
○出社時刻(あまり早く来すぎないでね!など)
○お昼ご飯のこと(持参でも外でもどちらでもOK!など)
○その他(マグカップを持ってきてね!など)

ということが考えられます。求職者と求人企業という関係ではなく一緒に働いていく仲間ですからあまり堅苦しくならないのがよいでしょう。

入社手続きなどで必要なこと(年金番号、雇用保険番号、源泉徴収票など)も事前に伝えておくとよいです。

┃入社初日の午前中でしっかり歓迎する

入社初日はなにもわかりません。それは当たり前のことです。

トイレの場所、休憩のタイミング、備品の置き場所など入社初日のオリエンテーションでしっかりと教えてあげます。

「これくらいわかるだろう」は、厳禁です。

会社の経営理念や経営方針、事業内容やサービス内容などもここでしっかりと案内をするようにします。

直属の上司となる人や中小企業であれば経営者は、できればスケジュール調整をして、新入社員を迎え入れたいものです。

┃まとめ

採用活動のゴールは採用ではありません。

採用のゴールは、採用した人が会社に定着し、成長し、会社に貢献してくれることです。

そのためには、「長くここで働きたい」と感じてもらうことが必要です。

第一印象となる入社初日の使い方、入社初日までのコミュニケーションを大切にしていきましょう。

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