「応募が来た!」その次にすることは?
採用を始めて、求人を出して、めでたく応募がきた。そこで喜ぶのはまだ早いです。
「応募が来た!」その次の行動が採用活動の勝敗を分けると言っても過言ではありません。
今回は、「応募が来た」その後に取るべき行動についてお伝えします。
┃即連絡!
メールなどで応募が来たらすぐに返信をしましょう。最近の求人サイトでは簡単な経歴なども応募と同時に遅れたり、履歴書を添付できたりします。
それらを見て条件に合うようであればすぐに電話をしてその場で簡単な電話面接をするのも良いでしょう。
確認する内容は、経験やスキルなどです。会社の求める人材像にマッチしそうであればその場で面接のセッティングをしてしまいます。
電話をして不通だった場合、携帯電話であればSMS(ショートメッセージ)が送れますので「会社名」と「採用選考の件で連絡をした」旨を送っておきます。留守電の場合も同様です。
採用はスピード勝負です。返信が2日後3日後になってしまっては、せっかく応募してくれたのにその後、連絡がくる可能性は低いです。
応募の後、すぐに電話をしてつながらない場合には、少し時間をおいて電話をするようにしましょう。
メールで連絡を取る場合には、「書類を○○へ送ってほしい」「面接をしたい(→日付を提示する)」「折り返し連絡が欲しい(→電話に出やすい時間帯などを教えてもらう)」など具体的に求めるアクションを伝えます。
┃即面接!
募集形態や業種にもよりますが、形式にとらわれて履歴書や職務経歴書の提出を求めるとそれだけで応募率や面接に来てくれる確率が下がります。
○正社員募集の場合
正社員募集であれば長期雇用が前提で経験やスキルなどの確認も必要ですから、履歴書や職務経歴書など最低限の書類提出を求めることはやむを得ないでしょう。
その場合でも「手書きじゃないとダメ」「紙で郵送でないとダメ」などというこだわりはなるべく持たず、パソコンで作成したものやメール送信でも可とすると求職者のハードルは下がります。
求人サイト上で経歴や保有資格などが確認できればあとは面接で確認、でも十分でしょう。
○アルバイト・パート募集/不人気職種の場合
アルバイト・パート募集や募集職種自体が不人気職種の場合には応募してくれただけでもありがたいので、ファーストコンタクトで面接の約束までこぎつけたいところです。
書類は当日持参してもらうか、簡単なフォーマットを作成しておいて、面接の場所で書いてもらうという方法もあります。
┃来てくれるまでフォローを忘れない
面接の約束ができたから一安心・・・ではありません。
「約束の時間になっても来ない」
「迷ってしまって遅刻したらまずいと思い行きたくなくなる」
「他の会社の選考も同時進行で進み迷っている」
「なんとなく行きたくなくなる」
そんなことも十分考えられます。
電話で面接の約束をした場合には、その後、メールやSMSで日時や場所のリマインドを必ずします。
前日あるいは前々日にも電話やメール、SMSでリマインドをすると良いでしょう。
そして当日、5分前になっても到着しないようであれば電話をします。迷っているようであれば道案内が必要でしょうし、迎えが必要なこともあるかもしれません。
大事なのは「待っている」と伝えることです。
┃まとめ
今回は、「応募が来た」その後に取るべき行動についてお伝えしました。
そこまでやらないといけないの?と感じたかもしれませんが、ここまでやるくらいの準備をしておかないとこれからの採用は成功しません。
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