求人広告に当たり前のことを書くだけでも応募数は変わる
世の中の中小企業では、意外なほど当たり前のことを当たり前にできている会社は少ないです。
そのため「こんなことは当たり前だから求人広告に書くまでもないだろう」ということでも求職者から見ると意外とそこがメリットに映ることがあります。
┃ハローワークの求人票を見てみよう
ハローワークの求人票(求人申込書)を見たことがありますか?
とても細かく記載事項が決まっており、なおかつ自分で作成しないといけないということもあり見ただけでくじけてしまいそうです。
しかし、このハローワークの求人票(求人申込書)にこそ当たり前が詰まっています。
┃民間の求人サイトはフリーフォーマットが多い
ハローワークの求人票(求人申込書)を埋めていくと面倒なほどに細かくいろいろなことを書かないといけません。
なぜか。
それは、細かく記載してそれを見て応募するようにしないともめるから、細かく記載させないと法律を守っていないような会社に求職者を就職させることになってしまうから、ということが積み重なって今のような面倒くささになっています。
その点、民間の求人サイトは、記載事項の大枠は決まっているものの何を書くかは基本的には自由です。
書かないも自由です。
しっかりした求人広告会社や担当者であれば法令に触れるようなことを書かせることはないと思いますが自分で作る系の求人サイトでは、書いて良いことも書いてはいけないことも基本的には誰も教えてくれません。
その内容によって応募者を遠ざけていることもあるかも、、しれません。
┃当たり前のことを当たり前に書く
ハローワークの求人票(求人申込書)に話は戻ります。
○就業場所 →転勤あり/なし
○マイカー通勤 →あり/なし
○マイカー通勤ありの場合 →駐車場あり/なし
○時間外労働 →あり/なし
○社会保険 →あり/なし
これらは、ハローワークの求人票(求人申込書)には記載事項として用意されていますが、民間の求人サイト(特に自分で作る系)では、自ら書こうと思わないと書き漏れるような項目ばかりです。
しかし、こうした当たり前にも思えるようなことを漏らさず記載することが求職者へのアピールに繋がる場合があります。
例えば、子育て世代などであれば「転勤を望まない」人たちもいるでしょう。
駅から遠い郊外に住んでいる人であれば「マイカー通勤やバイク通勤を望む」人もいるでしょう。
応募してみないとわからない、では、応募する側も面接する側も時間の無駄です。
そうした無駄を省くためにも求人広告は、細かく記載することが大切です。
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