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求人はダラダラ出し続けないで短期間で決めるくらいの気持ちが大切

求人サイトや求人広告を見ていて「この会社、いつも求人出てるな」と感じることはありませんか?

以前、求人広告・求人票の中身で「この会社、ブラック企業かも・・・」と思われそうな求人の話をしましたが、いつもいつも求人広告を出し続けていると中身を見る前に「人がすぐ辞めちゃう?」「人の出入が激しいのでは?」と思われてしまいます。

┃求職者はこんなことを気にしている

今まさに転職(就職)活動をしている人も、これから転職を考えている人も一回だけ求人広告・求人サイトを見て決めるということはまず無いでしょう。

多くの場合は、定期的にチェックして複数社にエントリーします。

このとき、いつもいつも求人が出ているようだと「この会社は人が定着しない理由があるのでは?」「人がすぐ辞めてしまうからいつも募集しているのでは?」と思われてしまう可能性があります。

┃いつもいつも求人広告を出している状態にしない

「いつ見ても求人が出ている」と求職者に思われてプラスに働くことはないと考えていいと思います。

条件面をよく考えて、会社として求める人物像を明確にして短期決戦でしっかり決めることが大切です。

なかなか100点満点の人物像の求職者に出会えることはないですから、最低条件を決めておくなどの検討も必要になります。

┃採用よりもまずは離職を止める取り組みを

常に「人が足りないから求人しよう」
「また辞めてしまったから求人しよう」

ということを繰り返していると常に求人募集をしている状態になってしまいます。

こうなってしまうと求人ももちろん大切ですが同時に、人が辞めないための、離職を止めるための取り組みが重要になっていきます。

┃離職を止めるための取り組み

離職を止めるための取り組みはいろいろ考えられますが対策を考える上では、「給与などの労働条件の問題」「職場内の雰囲気の問題」などが考えられます。

特に「職場内の雰囲気の問題」関して、
・勤続期間が短い人ばかりで仕事を教えてもらえない
・人がすぐに辞めてしまうので引き継ぎがない
・常に人材不足で業務がパンク状態

という原因があり、人材が定着せず、常に求人を出さざるを得ないという負のスパイラルに陥ってしまうとなかなか抜け出すのは難しくなってしまいます。

┃改善したいのであれば一度、社員と話をしましょう

この負のスパイラルを抜け出すためには、今、残ってくれている社員と現状を共有し労働環境改善を約束しましょう。

そして、次の採用は妥協せずに会社に定着してくれそうな人を選びましょう。

労働環境改善と採用、どちらが重要、どちらを先ということはありません。

二つの取り組みを両輪として進めていく必要があります。

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