求職者の仕事の探し方と欲しい人材の採用方法
求職者の仕事の探し方にはどのような方法があるのか、欲しい人材を採用するためにはどの方法を活用すればよいでしょうか。
適切な方法で採用活動を進めないと求人広告費を無駄にするだけになってしまいます。
今回は、求職者の仕事の探し方と欲しい人材の採用方法についてお伝えします。
┃ハローワークで探す
内閣府から発行された「日本経済2017-2018」の中で、転職経路に関するアンケート調査の結果を公表しています。
転職経路として一番多く挙げられたのがハローワーク(公共職業安定所)を活用した転職です。
退職後、転職活動の第一歩としてハローワークに行くという人は少なくありません。
その理由としては、仕事を探すためだったり、失業保険を受給するためだったりします。
「ハローワークでは良い人材は採用できない」と考えている事業主も多いですが転職経路の一番目にハローワークが挙げられる、ということを考えるとハローワークに求人を出しておく、というのも重要な方法の一つです。
ただし、求人票をいい加減に作成すると逆効果になるので注意しましょう。
┃紹介で探す
ハローワークの次に挙げられているのは、家族や知人による紹介です。
最近では、リファラルリクルーティング(社員紹介)制度として会社で正式に運用しているケースも増えています。
紹介を生むためには、紹介元の人がその会社に対して好感度が高いこと、会社が好きなこと、が必須条件になります。
また、リファラルリクルーティング(社員紹介)制度を運用する際には、職業安定法に違反しないよう注意しましょう。
┃インターネットで探す
次に挙げられるのは、転職情報サイトや求人サイトなどインターネットを活用した方法です。
調査が行われたのが2016年ということを考えるとインターネットを活用した転職活動・求職活動の重要性は増していると考えることができます。
少し前であれば、転職情報サイトに求人広告を掲載するという方法が一般的に多く用いられていました。
最近では、自社で採用専用の採用サイトを制作するケースが増えています。
採用市場全体が売り手市場(求職者/労働者有利)になっている状況もあり、求人原稿・求人広告の中身が重要になってきています。
求人の中身、会社として伝えたいことをしっかりと求職者に伝えるためには、既存のフォーマットに当てはめるだけでは不十分です。
そのような事情もあり、採用サイトを制作する会社が多くなっています。
┃欲しい人材から逆算して考える
求職者側も採用する側もマッチングの方法は多様化しています。
その中で、採用活動のトレンドに乗って有効な方法を活用するのはとても重要なことです。
しかし、一番重要なことは「欲しい人材(採用ペルソナ)がどんな求人媒体を見るか?」「どんな行動をとるか」を考えることです。
時には、店舗の窓ガラスに「求人募集!」と貼り付けた方が良いこともあるでしょう。
今回は、求職者の仕事の探し方と欲しい人材の採用方法についてお伝えしました。
仕事の探し方とどの採用方法を選択すればよいのか、考え方をご理解いただけたと思います。
今後の採用活動の進め方の参考にしてみてください。
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