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求人へアクセス数と応募数、どちらが大事?

採用定着支援をしているといろいろと数字が気になる人とそうでない人に分かれます。

数字が気になる人は「本当にその数字が意味のある数字なのか」を考えてみてはどうでしょうか。

今回は、求人・採用活動に関する数字について考えていきます。

┃求人にまつわる数値あれこれ

採用のサポートをしていると気になる数字は人それぞれです。しかし、その数字が本当に意味のあるものかどうか?は、改めて考えたいところです。

〇アクセス数
「求人へのアクセス数を知りたい」このリクエスト、意外と多いです。でも考えてほしいのは、「100人からのアクセス(閲覧)があった、で?応募数は?採用数は?」というところまで考えるとアクセス数がどれほど重要なのかは疑問です。

〇応募数
これは重要ですね。応募がないと採用選考まで進めることもできません。しかしこれも「10人から応募があった、で?採用できたのは何人?」というところが重要です。背伸びして大風呂敷を広げて良い労働条件で募集をしてフタを開けてみたらウソでした、では大問題です。

〇応募率
一般的に求人原稿の詳細まで読んでくれる確率は2%程度、応募ボタンをクリックしてくれるのは0.5~1%程度と言われています(弊社の取り組みを実施した結果3%くらいまで上昇したという事例はありますが・・・)。

まずはこの中で、応募数に関しては目に見える数字として追いかけていきたいと考えています。

┃アクセス数か応募数か

アクセス数に関しては、例えばインディードに直接入稿すると把握することもできますが、あまり数字としては意味がないように感じます。

他にも自社の採用サイトにGoogleアナリティクスを導入してアクセス解析をする方法もありますが、採用サイト以外からの閲覧・流入も当然あるので正確な数字とは言えません。

やはり意識するのは応募数、ということになるでしょう。応募数を上げることは簡単です。労働条件を引き上げれば良いのです。競合調査をして競合他社よりも高い労働条件にすれば応募数は上がります。

しかし、それでよいのでしょうか?

無限に給与を上げることはできません。休日を増やすことも簡単ではありません。

もちろん、競合他社よりもあまりにも劣るようでは採用の見込みはありませんが、同等くらいなのであればある程度待つ、という気持ちも必要でしょう。

有資格者などの採用が難しい職種であれば、採用に一年以上かかることもあります。人材紹介などで100万円以上支払って半年で辞められてしまうこともあります。

採用活動は、焦らずじっくり時間をかけることが重要です。

┃実際の事例で考えてみる

弊社の事例を紹介します。

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このときは、1498件のアクセス→6名の応募→1名採用でした。

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このときは、466件のアクセス→8名の応募→2名採用でした。

どちらも期間は2週間から3週間ほどです。どちらの求人が優秀かといえば一目瞭然、アクセス数が少なくて多くの応募を集めた後者です。

2018年と2021年ですから、私の求人原稿作成スキルも成長したのかもしれませんwww

┃まとめ

今回は、求人・採用活動に関する数字について考えてきました。

採用活動は、すべての事業にとって今後ますます重要なものになっていきますが、比較的採用しやすい業種とそうでない業種に分かれることも事実です。

自社が「採用しやすい/採用しにくい」どちらに当てはまるかを考え、採用戦略を立てていくことが大切です。

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