【東北大学・大学院】美術史を学びたい人へ
代わりました
はじめまして!学生のタタミと申します。こんにちは。
突然の「はじめまして」にびっくりされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は先任のよろずさん、今は論文執筆を頑張っていて、その間、今回から私が担当させていただくことになりました。私も同様に、杉本のもとで日本美術史を学び、研究している者です。これからよろしくお願いします!
よろずさんを一緒に応援しながら、今まで通り『こちら杉本〈古美術〉研究室』を楽しんでいただけたら嬉しいです☺
今後の方針
担当者引継ぎに伴い、杉本の意向もあって、既存のnoteにちょっとずつ新しい要素を加えていくことになりました。
それは、「東北大学/大学院を目指す人が、東洋・日本美術史研究室でどんなことが学べるか、どんな考えをもって学んでいるかを知ることができる手段の一つにする」というものです。
元学芸員という経歴を持つ杉本の講義、ひいては私たちの所属する東洋・日本美術史研究室の講義が、どのような哲学のもとで行われ、そこから何を学ぶことができるのか。主に授業とそこで語られる博物館・学芸員事情に焦点を当てながら、生徒の目線からリアルタイムで発信していければと考えています。
というのも、
・美術史の存在を知らない方が多い
・杉本やその講義を受けた私たちの考えに触れる機会があまりにも少ない
という現状があるからです。
ここでちょっと、私の経験を挙げてみます。
私は高校二年生のとき東北大学にオープンキャンパスに来て、初めて東洋・日本美術史という研究分野を知りました。しかし、名前と分野説明を見ただけではいまいちイメージが湧かず、そのあとで研究室を訪れて教授と話したことが、日本美術史に興味を抱いたきっかけです。
また、その際に他の研究室にも訪問しましたが、人が多くて先生の考えを十分に聞けなかったり、「この部分はうちの大学では学べないなあ」と言われたのに、一年半経って実際に入学してみると学ぶことができるようになっていた、つまり学ぶことができる内容が、オープンキャンパス~受験~入学の間で変わっていたり、なんてことがありました。
考えてみると、入学前に研究室の個別の考えを聞くことができる機会は、基本的に年に数回のオープンキャンパスや説明会しかありません。
しかし、大学や大学院自体がたくさんある中で、美術史を知り、東北大学を選んで、研究室での考えや講義内容をある程度了承した上で入学するには、その数回では難しいでしょう。
さらに昨今のコロナ禍で、そのオープンキャンパスすら対面では中止になりました(2021年8月24日現在。例年7月末に開催している対面オープンキャンパスを9月19日・20日に延期して行う予定であったが、中止して同日にリアルタイムオープンキャンパスを行う方針。)。
そこで、いつでもどこからでもその機会をこちらから提供できる場として、ここを活用できればと思っています。さらに、ここへのコメントやTwitterアカウントへのDMでいつでもご質問を受け付けていますので、そちらも利用していただければ嬉しいです。(リンク等は下記【参照】をご覧ください!)
また、今まで読んでくださっていた杉本通信の連載に加え、杉本の書籍も併せてご紹介し、考えを発信していこうと思っています。そちらのチェックもぜひよろしくお願いします。
その他、よろずさんの文章が好きで読んでくださっていた方も多くいらっしゃると思いますので、受け継げるところは受け継いで、発展させられるところは発展させて、私なりに頑張ってまいります!
ありがとうございました
タタミというペンネームは、(センスがないというのは置いておいて)私の名前の最初の音が同じ単語だということと、畳のように、元々備わっている知識や考えにプラスして、少しでも快適に、安心して過ごすことができる情報を発信していけるように、という願いと目標を込めてつけました。
東北大学で東洋・日本美術史を学びたい方、研究したい方に寄り添いながら、ここで美術史を学ぶと何が見えてくるか、どんな見方ができるようになるか、客観的・批判的な視点も意識しながらお伝えしていきたいと思います。
今まで読んでくださっていた方も、偶然このnoteを読んでくださった方も、こんな感じでつづってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!!
【参考】
Twitter:noteの更新をお知らせしています!
https://twitter.com/s_kobijutsu
YouTube:講義を期間限定で配信中!杉本の特別企画もあり、美術についてより深く学ぶことができます。そして何より、ここで取り上げた講義を実際に聞くことができ、気軽に体験授業を受けることができます!
https://www.youtube.com/channel/UCmPVywFvDT9cq5yoAg9PMPQ/featured