基本条件は孤独
2018年11月1日
あっという間に10月も終わり、11月に突入。
2018年も、残り2ヶ月となりました。
残り少ない学生生活を有意義なものにしようと、
最近は本を読むことにしています。
松浦弥太郎
「暮らしのなかの工夫と発見ノート 今日も、ていねいに。」
PHP文庫, 2012年
"「暮しの手帖」編集長が実践している、日々を大切に生きる秘訣"
という本帯のされた一冊。
たくさんの言葉が心に沁みましたが、
そのなかでも、特に素敵だなと思ったのが、
基本条件は孤独
という一節。
"感じる、思う、考える、決める -人生の根っことなるこうしたことは、ひとりでしかできない。この事実を、いさぎよく認めねばならないと思うのです。"
“もちろん、一人でいることが心地よい僕にとっても、孤独はいつも味方ではありません。寂しい、怖い、心細いといった恐怖心に囚われることもしばしばです。
「寂しさや孤独をどうとらえるのか?」
これは人生に大きく影響する問いかけではないでしょうか。”
"真っ暗闇のなかを、たった一人で毅然と歩いていく強さがあってこそ、すれ違う人とも深くかかわれるのです。”
抜粋がうまくしきれませんが、
この節を読んで、少しほっとしたというか、
あ、もっと前を向こう
と思うことができました。
なんというか、最近、ひとつのことに真摯に向き合うことができていなかったのです。
とても細かいことだけど、
本を読んでいてもスマホを気にしたり、
友達と会ってない時間が長いことが不安でいざ友達と会ってもソワソワしてしまったり、
自分の今のタスクの少なさに自分の時間の価値を見出せず返って時間を無駄にしてしまったり。
並べてみると、本当にアホらしい。。。
けれど
本をじっくり浸りながら読んだり、
自分と会ってくれる友達のことをもっと大切にしたり、
今自分がやっていることに自信を持ったり、
することができたら、
もうそれですべてわたしの生活ははっぴーな訳です。
というか、この問いは今まで何度もしてきたことで、
なにか不安になる度にだれかの言葉に励まされて、
でもまた些細な原因に翻弄されて悩まされて、
それの繰り返しで。
“2018年、隣国で戦争が起きそうでも、遠くの国で若者が大量に自殺しても、移民が職も食にもありつけなくても私達は、やっぱり自分個人のコンプレックスという小さい宇宙の中だけがリアルで、凡ミスで死にたくなったり、わたしを傷つけたあいつより幸せになるしかない!って決意したり、相変わらず毎日大変で、泣いたり悩んだりぼんやりしたりソファで寝落ちしたり、してしまうのである。"
-she is, 東佳苗「少女コンプレックスと劣等コンプレックス」より
だからまたわたしは前を向けてもどこかでくじけるだろうから
このノートを自分で振り返って
あ、このままでいいんだ、
って思えるように備忘録の意味も込めて綴ってみました。
11月の目標は、自分の時間を大切にすることにしよう。