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共感してほしかった人に共感してもらえなかった話

私はとっても涙もろい。
ドラマや映画で感動するシーンがあれば泣くし、
人の話を聞いてその人が辛そうであれば、つい感情移入して一緒に泣いてしまうこともある。嬉しいこと、悲しいこと問わず、私は人の気持ちに共感しすぎてしまうのだ。
だからこそ、一緒にいる人の喜ぶポイント、悲しむポイント、怒るポイントを感知するセンサーは鋭い。
でもこれってめっちゃ良いことじゃないか?みんなハッピーになれるんじゃないか?私すごい!と自分の強みだと思っていた。


でもある日、友達から

〈人(家族含む)が亡くなっても「ふ~ん」って思ってしまうんだよね。〉
〈あなたもそういうタイプでしょ〉

と言われた。

もしかしたら、その人に期待をしすぎていたのかもしれない。
良いところしか見えていなかったのかもしれない。

言われたときはあまり気に留めてなかったが、
時間が経って考えれば考えるほど違和感やら、怒りやらが湧き出てきて、
どんどんその人への気持ちが「好き」⇒「無関心」になっていく。

そして、ちょっと極端かもだけれども
『あ~この人は平気で人を傷つけそう』

『わたしがここで苦しんでいようと悲しんでいようと死んだとしても、この人は一緒に悲しんでくれないんだな』

『わたしもそうみられていたなら、残念だな』と…

人の気持ちが冷めるのって、自分が大事にしている考え方を知ろうとしてくれていなかったり、何気ない一言で簡単に崩れてしまうものなんだなぁと。


もしかしたら、言われたときに反論すれば良かったのかもしれないけど、
それすらも、もう面倒くさくなっていたし、もうその時点で関係はさめきっていたのかも…

相手のことを考えて寄り添ってあげられるような人で私はいたいし、
そういう人が周りにいてくれたら幸せだなと改めて思う今日この頃です!

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