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絵本『もいもい』に息子が夢中
絵本『もいもい』がすごい。
東京大学赤ちゃんラボとディスカバー・トゥエンティワンが開発した本で、テレビで取り上げられているのを見てからずっと気になっていた。
『もいもい』のここがすごい
・初めて開いた時から夢中
・1歳7ヶ月の息子でも好反応
・読む側も創造の余地があって楽しい
・息子が声に出して読もうとする
※すべてうちの息子の場合の反応です
面白いなと感じたのは、東京大学赤ちゃんラボが赤ちゃんがどの絵により長く注目するかという実験を行なったところ、親が「子どもが好みそう」と考えたパステルカラーでかわいい雰囲気のものとは違い、案外ダークな風合いのものが注目されたという点。
そうやって選ばれた「もいもい」もこんな雰囲気。
かわいいような、不気味なような、確かに目っぽくて注目を引きそうだけど、なんだこれは…?というのが第一印象。
しかも表紙が黒。ホラー系以外では珍しい。
でもこれに赤ちゃんの視線が集まったのだ。
息子にみせたらどんな反応をするだろう。
と思っていたものの、気がつけば息子は「赤ちゃん」という時期を過ぎてしまった。そのうえ抽象的な内容の絵本はあまり好みではないようで、購入しないまま時が過ぎていった。
ところが先日、ある絵本が欲しくて書店に行ったところ、残念ながらお目当ての本は在庫なし。
そこで思い切って『もいもい』のボードブック版を買ってみたのだ。
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結果、息子は『もいもい』に夢中。
一気にお気に入り絵本の仲間入りとなった。
『もいもい』は、実は声に出して読んでいても楽しい。
ほぼ「も」と「い」だけでできているので、抽象的なぶん、どんな風にでも読むことができる。
たっぷりの余白に小さいもいもいが描かれているところではピィピィ小鳥が鳴くようなイメージで声を高くしてみたり、大きなもいもいが描かれているページでは低い声を出してみたり。速度を変えたり、声色を変えたり。
クリエイティブに読めるので、こちらも楽しい。
ディスカバー・トゥエンティワンが音読動画を公開しているが、そちらを見ても自分とは読み方が違うので面白い。
息子はちょうどしゃべり始めたところで、親である私の言葉を繰り返したり、絵本を声に出して読んだりするのだが、『もいもい』は特に輪唱のように私の声に続けて言葉に出して読んでいる。
言葉の発達という面でもいい刺激になっているのかもしれない。
「もーい」と伸ばすところがお気に入りで、舌ったらずに「ぼ(も)ぉーーーい!」とテンション高めに叫ぶ姿がかわいい。
ボードブック版は持ち歩きやすく、つくりも丈夫でありがたい。プレゼントにもいいかもしれない。
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