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DSM-5からDSM-5TRへ
精神疾患の診断基準であるDSM-5が少し変更されたらしい。
DSM-5TRへ。
詳しくは専門の文献を参照して欲しいが、かなり大雑把に変更の傾向をまとまてみた。
ほぼメモ。
・ICDと用語の使い方を揃えようとした。
・基本的な流れとしては、『障害』を『症』に置き換えた。
∵disorder(可逆的な不調)とdisability(不可逆的なもの、四肢の切断とか)の混同の回避、区別。前者を『症』とした。
・例えば、不安障害→不安症。
・パーソナリティ障害→パーソナリティ症。
境界性パーソナリティ障害→ボーダーラインパーソナリティ症。
・適応障害→適応反応症。
・遷延性悲嘆症(親しい人との死別での鬱)の新設。
・選択性緘黙→場面緘黙。
・過食性障害→むちゃ食い症。
・睡眠障害、月経前障害は「障害」の名称変更無し。
・緊張病→カタトニア。
…ざっとこんな感じだろうか。
繰り返しますが、詳細は専門文献を参照してください。
あと、一応言っておきますが、筆者は医師等ではありません。