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【赤色巡りレポ⑤】 金沢・愛宕遊郭+主計茶屋街 【五遊郭の二、東廓の落し子】
前回の記事で、金沢随一の遊郭にして観光名所である、旧東廓についてご紹介した。
※東廓についてはこちら↓
今回は金沢の5つの遊郭の中でも、その東廓に伴って発展した2つ、愛宕遊郭と主計町について書いてみようと思う。
本当は全ての花街ごとに1記事にしていくべきなのだろうが、なんせ金沢には5つも遊郭があるし、今回の2つは東廓という母体から生まれた、いわば落し子という立ち位置が共通であるため、合わせて紹
【赤色巡りレポ③】 大阪・堂島新地 【曽根崎心中の舞台→北新地】
吉原、島原ときて、江戸期の三大遊郭でいけば次は大阪・新町遊郭であろうと思われる方が多いと思うのだが、そうは行かないのが大阪大空襲。
戦後も赤線として営業した吉原や、空襲を受けなかった京都島原と違い、大阪は空襲の被害を大きく受け、また他に大きな色街が多かったこともあり、三大遊郭の3つめは綺麗に地図から消えてしまったのである(もちろんいくつか所縁の場所は遺っているが)。
そういう事情もあり、大阪でま
【赤色巡りレポ①】 東京・吉原遊郭 【日本最大の遊郭→ソープ街】
今回から、本格的に赤色巡りを記事にしていこうと思っている。第一回目はやはり吉原にしよう。
※探訪記公開に際しての覚え書きはこちら。
以前記事にしたような個人的な思い入れを抜きにしても、遊郭といえばやっぱり吉原。
なんといっても江戸幕府の公認遊郭(江戸吉原、京都島原、大阪新町)の1つであり、日本最大の遊郭でもあった、遊郭の代名詞とも言える場所。
最近話題の「鬼滅の刃」はもちろん、様々な漫画や
赤色巡りを記事にするに当って
最近になって、これまで花街や色街跡を巡ってきた記録が相当な量になっていることに気づき、せっかくなので記事として公開したいと思い始めた。
以前記事にしたことがあるが、私は遊郭には全く個人的・一方通行な思い入れが強い。
こんな「思い入れ」は、実際に性風俗産業に関わる方からすれば笑止千万なのだろうし、私もこの10年以上、こんな垢に塗れた手で関わってもいいものだろうか、とずっと後ろめたさのようなものを
「解離」……感情と記憶の冷凍保存
解離性人格障害、あるいは解離性同一性障害。
最近ではフィクションのテーマなどに多く取り上げられるテーマであり、すっかり人口に膾炙してきた名前だと言えよう。
私がこの障害を診断されたのは10年以上前、21歳の時。
記憶が飛んだり、自分の実体験に対して現実感があやふやになる症状、それに伴ううつ症状や身体機能の低下などに対して、この障害の名前を告げられた。
(私はこの呼び名が嫌いだが)まあ、いわゆる「
防衛本能〜3つのFというらしい
最近では有名になってきた話。
私が初めてカウンセリングを受けた時に聞かされて、目から鱗がたくさん落ちた話。
二十歳頃、"自律神経失調症" という雑多な括りだけ診断を下されたものの、精神薬も運動も病院通いも暖簾に腕押し、多眠も過呼吸もパニックもいっこうに治る気配もなく、息苦しさに死にたい毎日を過ごしていた私に光明が差した。
そのきっかけは、とあるカウンセラーに聞かされた、"3つのF"にまつわる話。