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【バリスタ&珈琲】イタリア系とシアトル系の違い ~①文化~ 【知っ得note】
こんにちは。
夢を追いかけるKindle作家、兼
JBA認定バリスタライセンス持ちの【甲斐柱】です。
月・木曜日は「バリスタ&珈琲」テーマです。
「バリスタ&珈琲」テーマでは、週2回、
僕の経験も踏まえて、
「バリスタになることを目指している人」
「バリスタの淹れるコーヒーが好きな人」
に向けて、覚えておくべき基礎を
「バリスタ&珈琲 知っ得note」
として徒然に書いています。
さて
「シアトル系コーヒー」
とは、よく聞く言葉ではないでしょうか。
これに対をなすのが
「イタリア系コーヒー」
です。
両方とも
「エスプレッソ」を軸にしたコーヒー
なのですが、それぞれに特徴があります。
今回は
イタリア系とシアトル系の違い
【文化編】です。
1.「イタリア系コーヒー」の文化
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「イタリア系コーヒー」は1901年から始まります。
1901年にルイジ・ベゼラがイタリアで
エスプレッソマシンを考案しました。
その特許権を取得したパボーニ社が
1906年からエスプレッソマシンを発売するのです。
これが今のイタリア系コーヒーというか
「エスプレッソコーヒー」の始まりといえます。
パボーニ社は今でもエスプレッソマシンを
製造、販売しています。(上図参照)
特徴的な形状が魅力的で、
その形状を理由に購入する人も多いようです。
手動での抽出になるので
慣れと技術が必要になりそうですが
歴史に思いを馳せながら淹れるのも
一興ですね。
イタリアには立ち飲み式のコーヒーショップが
たくさんあるようです。
そして、生活に深く入り込んでいます。
エスプレッソを頼んで、
その抽出時間の短さからすぐに提供、
ザっと砂糖を加えて、
少量なので2~3口でサッと飲んで、
2~3分で店を出る。
これがイタリア式のカフェ文化らしいです。
席もありますが、利用料金がかかるようです。
2.「シアトル系コーヒー」の文化
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シアトル系コーヒーの代表格は
「スターバックスコーヒー」です。
「スターバックス」を「シアトル系コーヒー」
の代表格として浸透させたのは、
アメリカ・シアトルのスターバックス社の社員だった
ハワード・シュルツです。
シュルツは、同社を退社後、スターバックスを買収して、
積極的に世界に広める活動をしました。
エスプレッソにたっぷりのミルクを注いだ
「カフェラテ」が人気を呼び、
「シアトル系コーヒー」と呼ばれるようになりました。
現在、
多くの「シアトル系コーヒー」が展開されていますが
その始まりはハワード・シュルツであったといえるでしょう。
最近は「シアトル系」だけを売りにするのではなく
「居心地の良い空間を提供する」
のも売りにしているところに
バリスタとして目指すべき
お客様第一主義の信念を感じます。
次回では、
この2系統のコーヒーとしての違い
にフィーチャーします。
👇バリスタライセンス獲得までの実体験記👇
僕の「JBAバリスタライセンスLV.1」
獲得までの記録です。
これからライセンスを取ろうという人には
【甲斐柱】バリスタnoteと一緒に読むと
参考になると思います。