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「失敗したなあと思った」テレビマン

フジテレビ港社長の中居問題の1回目の記者会見、終了後に残した言葉だ。100社を超えるスポンサーがCMの差し替えを求めたのだから、明らかに失敗である。「被害者の回復を一番に考えた」との発言は第三者委員会で、どう判断されるのであろうか。
「失敗は成功のもと」ということわざがある。信頼回復は可能だろうか。ところでメディア関係者の自殺について問題があつたことをご存知だろうか。その件も再検討することが必要だと思う。重要な人権侵害があると思う。実は私はめざましTVの仕事に行っていたことがある。ディレクターの口癖は「お前なんかレインボウーから飛び込んで死んじまえ」だった。当時は冗談で済んでいた時代だったのだ。メディア関係者で実際にレインボウから飛び降り自殺した人がいることも事実だ。フジテレビが川田町からお台場に移った頃に雰囲気が変わった。報道が、バラエティに侵食されたのだ。女性アナウンサーはタレントの様になり、面白くなければTVじゃないのスローガンで、報道までもが変わっていった。 一例だが「駅で傘をゴルフのパットの様に持ち替えて振る男を撮りに行くとそのディレクターの時は必ずいた。報道の姿勢の問題だ。ロケ車両のドライバーだった私が感じた違和感は、デレクターのADに対する接し方など、そういうのやめた方がいいとい話をしたら次の日から、交代させらせた経験がある。後に「やらせ」が問題になった

オモシロ情報?

2005年「めざまし調査隊」の内容にやらせ演出があったことが発覚し、担当ディレクターと関係者が処分された。この問題について、「めざましテレビ」の中で大塚範一キャスターと高島彩アナが謝罪を行った。まさしくこのめざまし調査隊こそ、私が参加していたコーナーだ。フジテレビアナウンサーの登竜門的コーナーだった。
2005年4月4日放送分
井の頭公園で一人花見をしている女性のシーンで、「去年のこの時期にこの場所で恋人と別れる」「その恋人に再び電話をする」が事実ではなかった。担当ディレクターが知人の女性に依頼して撮影。
2004年7月29日放送分
暑さ対策に関する内容で、「部屋の家具などをブルーにしている男性」「部屋を閉め切ってダイエットに励む女性」「部屋にいくつもの扇風機を置いている男性」が事実ではなかった。担当ディレクターが知人に依頼して撮影。
2004年5月17日分
週末の過ごし方に関する内容で、「草野球に励む男性のうち、妻からもらったお守りを身につけてヒットを打つ男性」が事実ではなかった。担当ディレクターがお守りを用意して手渡していた。などなどである。報道の視線をないがしろにして、報道をつくつてしまう。ことがこの頃から始まっている。「めざまし調査隊」は9月7日放送分を持ちましてコーナーを打ち切りとなった。何が失敗だったのだろうか。失敗は成功のもとにするためには、間違ったとこをどう修正して正解に導くか大事。特に人生においては、中居くんのコメントはどうだったのか、(9000万?の示談金を払って、)「示談で問題が解決したので、芸能活動を続けられることになりました。」そうだから続けているんでしょけど、どうなのとなります。法的には問題ないです発言。また「Aの関与なし」として訂正と謝罪文を今更、出した。本屋もどうなんだ。「Aに誘われて行った」を、「中居に誘われた」に変更するとした。何が事実なのか始めからあやふやである。秘密保持契約も犯罪を隠す意図なら無効にするべき。第三者委員会とやらがどんな結論を下しどういった幕引きになるのか、見守ることにしょう。

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