壱岐島:スピリチュアル 女の生き様
波光きらめく島
壱岐島といえば、波光きらめく果ての舞台となった場所である。このたった154ページの小説がその後の女子達に、どんな影響を与えたのはわからないが、今壱岐島には、波光に集まる女性達がいる。「子宮の声に耳を方向け、その欲求に従うことこそ、女の健康と幸せの秘訣」と主張する子宮系女子である。ネガティブな時は無理にポジティブになろうとせず、その感情に浸り。それが、子宮を潤し、女を潤す最高の栄養となる
スピリチュアル集団「子宮系女 子」が壱岐島の「島の駅で営業する壱番館。
壱岐市は集客力に着目し、Happy氏を同年3月、観光大使に任命。だが、ほどなくして野外イベントで騒音トラブルなどを起こし、解任されてしまう。島に移住して来たHappy氏の親友、「八木さや」なる人物は八木氏は21年2月、壱岐市・男嶽(おんだけ)神社の宮司と結婚して、現在は夫の姓を名乗り、「吉野さやか」として活動中である。
スピリチュアル系自己啓発で、子宮系女子の教祖的存在です。“子宮の声に逆らわずに生きよう”というのが主なメッセージ。過去には医学的に問題が指摘されている、膣内に入れる石“ジェムリンガ”とは
波光きらめく果ての154ページの文章では「雪の宿に立っている。粉雪のなかを細い魚になって泳いでいるうち、どこからか金色の 光が降ってきた。身にまといついてくる粉雪は、たちまち青や赤、橙色、玉虫色の光の屑に入り 替わり、やがて羽季子の体を離れると左右にゆっくりと拡がっていった。 ふと気づくと、一面に貝殻をちりばめ敷きつめたような波光が、糸島半島と羽季子を繋いで いるのだった。陽光の一部が、海上のどこかに這い上がってきたらしい。一番重い天罰は自分で自分を捨てたくなる、しかしそれさえできない女には、どんな天罰が降るのだろう。本とは、なんの関連もないが、壱岐島が、スピリチュアルな島であることには違いない。ここは神様の島。この小さな島に壱岐神社は1000ヵ所以上有る。古墳も250ヵ所以上有る。
以前、韓国と日本を結ぶトンネルの通り道としても、話題になった この島は壱岐島と隠岐の島と間違えられやすい。どちらも「いき」である。島というものは、とかく歴史をさかのぼると流罪とか、島民とっては、いい迷惑でしかないが、それでも、島民の親切はありがたいものである。波光の美しいこの島のスピリチュアルは淡々とそこにあるのである。