新年の挨拶まわりで感じた就労支援の今とこの先
久々の短文雑記。1月4日から仕事初めとなり、4日、5日は新年の挨拶まわりに行ってきました。支援センターと企業へ訪問し、色んな話から感じたことがいくつかあったので、短文でちょこっとだけ書いときます。
早めに働きたい
支援センターでは、「働きたい」と願う人が登録者には多く、失業保険の給付期間で就活を終えたいと思う人は多いみたい。そりゃそうですよね。
どうやら、そこには就労移行支援のニーズは多くはなく、「じっくり訓練」よりも給付期間で就活を頑張って、それでもだめならひとまずA型も検討する。そんな感じの方も多いようです。
また、中高年の方の就労支援もテーマのようで、今からゆっくり訓練するというよりは、短期訓練や短期アセスメントでマッチングを目指す支援のほうが必要性もありそうです。僕らもMWS(ワークサンプル幕張版)の導入を検討した方がいいんでしょうか。
昔に比べて、「早めに働きたい」のニーズが多いような気がしてます。
ネットワークで本音トーク
地域ネットワークには、就労移行に限らず、A型やB型の職員さんも参加していて、同じ訓練等給付費として「福祉から雇用へ」の理念は同じはず。でも、集客がメインになってしまうというか、事業継続を優先した運営をする事業所も多いようで、「社会参加」「インクルーシブ」「QOL」「余暇や楽しみ」などの視点も交えた就労支援の本音トークが定期開催できたらネットワークとしての面白みも増すんじゃないかと、支援センターの方と盛り上がりました。
事業所で支援員をする職員さんの本音はどんな感じなんでしょうか?
現場の余裕と障害者雇用
長年、お世話になっている企業さんに久々にご挨拶にお伺いができ、1時間半も長居してしまいました。でも、たくさんの貴重な話はとても勉強になりました。
いろんな話の中で、「現場のちょっとした余裕」が障害者雇用をうまく進める秘訣であるとの話になり、「なるほど!」と思える視点がたくさんありました。
障害者雇用から学ぶことは本当に多く、特に、企業さんから学ぶことは尽きないです。もしかすると、人手不足→障害者雇用雇用ではないのかもしれず、でも、そこにチャンスがあるのも事実で、雇用のタイミングは「ちょっとした余裕感」がヒントになりそうです。
早速、企業開拓チームと共有します!
一人ひとりと向き合う職場
もうひとつの企業さんにもご挨拶に行き、ここも長年お世話になっているところです。昨年より、また新たにご縁をいただき、本当にありがたい。
その企業を知れば知るほど、職場の魅力を感じることが増えるというか、一人ひとりと向き合う姿勢を人事や現場の方からしっかりと感じ取ることができます。
企業理念や職場の雰囲気、文化や価値観は、職場の方と話すことで感じることはとても多いです。それは、経営者や管理者の方からも伝わるものはありますし、現場の方と話していても感じ取れることはたくさんあります。職場のアセスメントはこうやって知っていくもの。たったちょっとの新年の挨拶から学ぶことは本当に多いものです。
僕らにとっての良い職場は、今年も引き続き探してたくさん出会っていきたいです。
今年の挨拶まわりは、4日と5日しか行けなかったですが、訪問することで勉強させてもらうことは多くて、今年もいい時間でした。
2024年も、良い一年にしたいです!
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写真は、年末に埼玉で頂戴したお土産。めっちゃ美味かったです!