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1人の利用者さんのことって、スタッフ間でどれくらい話し合ってるんだろう…

おはようございます。
ちょっと前からできた口内炎がなかなか治らず困っている星明です。
日に日に大きくなってる気がします…。
とりあえず、今日はたくさん野菜食べます!

 

さて、今日は利用者さんのことを話し合う時間、いわゆる「ケース会議」について書いていようと思います。
皆さんの職場は、「ケース会議」ってどれくらいしてますか?

 

ぼくの職場は、就労移行支援と自立訓練、就労定着支援の事業を運営しているので、3つとも3ヶ月に1回のペースで「ケース会議」を開催しています。
会議では、1人の利用者さんについて担当するスタッフで話し合いを行って、あれこれ話してこれからの方向性を確認しています。

 

会議は、あまり硬い感じにはしてなくて、問題解決ではなく「価値創造」が裏テーマ。

発達障害や知的障害の人の「できないこと」に着目しすぎると、スタッフはそれを治そうとしたり、訓練してよくなるように働きかけたりするので、結果的に「ご本人らしさ」が失われてしまうような気がしています。

むしろ、「問題」ではなく「価値」として着目して、「強み」として職場で活かせるようなアプローチをスタッフみんなで話し合うのがケース会議の目的って感じな気がします。

 

とまぁ、きれいごと言ってますが、実際のケース会議はそんな簡単にはいかないですが…。

 

ところで、一人の利用者さんのことって、ざっくりどれくらいの時間を使って話し合っているんでしょうか。

 

今年度も、ケース会議はできるだけ多くやるように努めていて、利用者の方が帰った夕方の時間によくやっています。

自閉症支援の専門家の人にも月1回のペースでSVにもきてもらっているので、専門的なアドバイスも取り入れています。

 

就労移行や自立訓練は2年間の有期限サービスで、3ヶ月に1回のペースで支援計画を見直すケース会議をするとなると、単純に8回開催します。
1回の会議が30分だとすると、「4時間」。

これに加えて、専門家のSVで何度か相談したとして「2時間」(2年間の総時間)。

あとは、コアなスタッフだけで話し合ったり、イレギュラーなことがあったときに臨時会議を開催したり、ぼくと担当スタッフで相談した時間なんかも数えてみると、ざっくり「4時間」(これも2年間の総時間)。

 

4時間+2時間+4時間=「10時間」

 

これって少ないんでしょうか。多いんでしょうか。
ざっくりな計算で、よくわからなくなってきました…。

 

今日は、なにが言いたかったってゆうと、
1人の利用者さんのことについてスタッフ間で話し合う時間は、「貴重な時間」ってことです。

 

仮で計算した「10時間」のうち、ぼくは数時間しか参加できていないかもしれません。
(その時々によりますが…。)

 

ご縁あって通所してくれた1人の利用者さんのことについて、「じっくり」「真剣に」「多面的に」考える時間ってすごく貴重な時間だし、スタッフ間でいろんな意見を言い合って1人の利用者さんの「今」と「これから」が少しでもよりよくなるように話し合うことでスタッフも利用者さんからたくさんのことを勉強させてもらってるように思います。

 

だからこそ、「ケース会議という貴重な時間」を大切にしたい。

 

最近はそんなことを思うことが多かったので書いてみました。

時間を大切に使って、より良い支援ができるようにスタッフ間でがんばっていきたいです。

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