書評:プレゼンは「目線」で決まる
こんにちはシステム開発会社でWebディレクターをしているhonda といいます。
ウェブ解析士会議にて登壇された西脇 資哲さんの「確実に伝えるための超プレゼンテクニック」を聴いて、プレゼン行う上でただ苦手だと思っているだけじゃダメだなと思い、本書を手に取りました。
登壇では何度登壇したって、話す内容は変わらないですよ。だって、言うことコロコロ変わるより、伝える内容一貫していたほうがいいでしょ!と。執筆してる本も全部内容一緒だよ!とも言ってました。
会場では今日一番の笑いを取ってました。
確かになぁと思い本書ではどんなことを語っているんだろうと思ったら。。。登壇で言ったことまさにそのまま書かれてました。
でも、登壇で話したことが具体的にインプットできたので、よかったです。
そして、これは他の本でも同じこと書かれてるんだろうなぁと確信しました。
プレゼンの目的って?
プレゼンを行うとき、今までは失敗しないこと、なんとか説明し切ることを考えていました。
でも、そもそもなんでプレゼンするんだっけ?というところを考えると営業する時でいえば、契約してもらう!ですよね。
すごーくうまく説明できたな。という満足感があったとしても、結局プレゼンした相手が思ったアクションをしてくれなければそれは失敗です。
当たり前かもしれませんが、それだけでも本書を通して認識し直せたことは大きいことでした。
実践テクニックポイント
目線を誘導する
今までは資料をただなぞるだけ、書いてある言葉を読み上げるというやり方が多く、正直こなすので精一杯でした。
説明する箇所に指指すだけでなく、「資料の上部に書かれている」とか「右の円グラフが示していることは」とか、たったそれだけのことでもプレゼンを聴いている側は「あ、いまここのこと説明しているのか」とすごくわかりやすくなるようです。
スライドとの間で流れを意識する
割と簡単に対策できて、かつ効果が高そうだったのがこれ!
今まではスライドが次にすすんでから「えー、このページは〜〜」のような感じでめくってから内容を確認して説明を始めるというステップを疑いもなしに実践していました。
しかし、スライド切り替えの前に次のページの前振りをするだけで、プレゼン全体にまとまりができるということです。これは実際の登壇でも効果を感じました。
しかも意識しなくてもPPTの「発表者ツール」に次のページのことをメモっておけばいいので、割と実践しやすいです。
まとめ
実際のプレゼンを聴いてこの人のテクニックは使える!!そう思って本書を取りましたが、登壇で話されていたことを中心に色々学べたのでよかったです。
次は、クライアントでの説明やその他色々な場面で実践して、実際の効果をみたり、複数実施して身につけていかなければと思いました。
読むきっかけになったウェブ解析士会議2019はこちら!
https://www.waca.associates/jp/conference2019/