【心と身体と魂を結ぶ日本の家庭料理 「かみさまごはん®︎」を伝えたい】 〜阿蘇広美さん〜
おもてなしをする事、みんなに喜んでもらえる、美味しいといってわーっと盛り上がる事が好きで、自宅で料理を振る舞ったのが最初だと言う広美さん。
結婚して、タッパーウェアーのマネージャーになって、人前で料理をしたり、時間内で料理をしたり、一つ一つの積み重ねから、そろそろ料理を仕事にしようと出会ったのがカフェのお仕事。
全体を癒しの場にするコンセプトを持った住宅展示場内にあるカフェでは、扱う食材も必然的に無農薬やオーガニックにこだわる事になり、広美さんの意識が変わります。食材を意識する事は、食べる人だけでなく、食事を作る人、生産者にもいいなと印象に残ったのです。
家庭料理の延長ながら、見よう見まねのワンプレートで出すと、カレーが美味しいと非常に好評になってリクエストを貰うようになり、銀座のカフェでは定番メニューとなりました。今では、カレーのレトルトや冷凍も作っています。
日本の家庭料理にこだわりたい広美さん。「かみさまごはん®︎」と称しているのも、日本の家庭料理が色々な食材や季節を取り入れながら、融合させているから。
赤ちゃんが最初に飲む母乳のグルタミン酸は昆布ダシと同じ成分を持っているので、舌で覚えたその味を潜在意識でわかっているから和食は馴染みやすいのだとか。
小さい時に食べた家庭料理は、環境が変わっても、思い出せるから大切にしたいと言います。「たとえお母さんが忙しくても一緒に過ごしたり一緒に食べる人がカバーするから気負わないで」と、保育園での食事も作り、少しでも小さいお子さんの舌や鼻が家庭料理を思い出せるように自分で出来る協力を惜しまないのです。
最近は足掛け20年の味噌のワークショップもやっているそうです。カフェのワンプレートで味噌汁を出したり漬物もぬか漬けも出します。こだわりすぎない気楽さが魅力なのかもしれません。
高校のときは病院の仕事に憧れ、看護師になりたかった広美さん。しかし看護学校には入学できずに意気消沈。紆余曲折しながらも次に思い描いた夢、グランドスタッフになる夢が千歳空港で叶った事で自信となり、それが礎になったと振り返ります。
子育て後半に、ヘルパーとして夢だった病院のICUで仕事が出来た事で「したい事の本質を理解していれば、実はみんな叶っているのかもしれない」と、視点を変える大切さを話します。
出張料理として出向いたり、お年寄りのご家庭に料理を持って行ってお話し相手にもなったりとやりたいと思った事にどんどん挑戦し続けている広美さん。
そのパワフルさに圧倒されると共に、豊かな経験、体験こそがこれから出来る可能性を増やしていくコツだと教えてくれているようでした。
ホームページ:http://www.npd-gw.com/kamisamagohan
カレーの申し込みサイト:https://docs.google.com/forms/d/1qggyLhxIBbev-2kCdUfQ8CgLMOPGoICmw0iDOD2OIkU/viewform?edit_requested=true
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