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【海から陸へ。拠点を移して本来の役割で貢献する人】〜メタルさん〜
子供の頃から海洋少年団に入り、ロープの結び方や手旗信号を覚えたり、6人漕ぎのボートに乗って訓練もしていたので、海関係もいいなと思ったり、海外への憧れもあって、海上保安庁に入庁したそうです。
海の警察として、密輸や密漁の取り締まりから、転覆船の海難救助が主な仕事でしたが、最初は船酔いが大変でした。
ひとたび船が出ると2泊3日〜4泊5日は海上で、中型の船では上官は個室があっても30人ほどが居住空間と職場を一緒にし、自由がない、プライベートがない事もしんどいなと思ってました。
お子さんが小さい頃は巡視艇船に乗っていた事で事件があるとすぐ呼ばれ、家族との約束を守れなかったり、自分自身も神経をすり減らしていたと振り返ります。
仕事自体に誇りを持って行うものの、思いが強くて、組織の中で上手くコミュニケーションがはかれず、パニック障害を発症し、鬱になり、ストレスで急性胃炎等を繰り返していました。
一方、アップルの製品が好きでMacが出るとすぐに購入。その頃は単身赴任で時間があった事でブログを始め、Macの使い方やアップルの話題を発信し、その仲間との交流が始まりました。
アップルユーザーで立ち上げるカンファレンスにも出席して楽しくなったと言います。
しかしご両親が70代前半で相次いで亡くなると、自分の余命の生き方を考えさせられたそうです。
丁度、アップルの創始者の一人スティーブ・ジョブズ氏の「毎朝、起きて自分に今日やることは本当にやりたいことなのかを問い、ノーが続けば何かを変えるときだ」との言葉もあって、今の生活とは違う人生を歩みたいと思ったのです。
職場の雰囲気も良くなかったので、早めに退職し、NLPやアドラー心理学を学び、鬱を克服。
今は、鬱専門コーチとして活動しています。
救助しても助からない人がいる一方で自分から死を選んでしまう人も多く、自殺者は毎年、年間、2、3万人にもなるそうで、調査していた頃はやりきれなかったそうです。
また、身近な部下も幼い子を残して死を選んでしまった出来事もあり、残念な思いと共に自分の持っているスキルで何か役に立ちたい、立てるのではないか、と強い思いを持っています。
インタビュー中は終始優しく笑顔でお話しされていましたが、穏やかな印象の中にも、辛い経験からの熱い情熱を感じたのでした。
メタルさんと是非繋がって、海のこと、鬱のことについて詳しい話を聞いてみてください。
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