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トレスの去勢手術と新たなプロジェクト

まず始めに、

ねこのまの取り組み

をご一読いただけると幸いです。

トレスのその後


前回ブログでお知らせしたとおり、トレスは、日に日にやんちゃになって遊び方も激しくなってきて、ラムちゃんの出産育児に支障をきたす可能性があったので、妹猫たちの里親さん宅に一時的に預かってもらっていました。
お預かりに出した時点で生後4ヶ月のあたる。
まだまだ子供ではありますが、早い子だと生後半年ほどで繁殖できるほどになるそうです。
血のつながっている妹猫とはいえ、雌猫と一緒に暮らすことになるわけなので、お預かりをお願いする前に去勢手術を済ませてからお預かりさん宅へ。
あたるが出発したその日にラムちゃん出産。3週間のお預かり(隔離)期間を経て、ねこのまに戻ってきました。
たった3週間でもママであるちゃんのことを忘れてしまったようで、近づくウノちゃんにシャーシャーを連発しますが、完全にイカ耳でビビりまくってます。

早くラムちゃんと仲良く慣れることと、子猫たちの良いお兄ちゃんになるのを期待したいと思います。

人間には甘えん坊で、常に膝の上。

にじのはしスペイクリニックについて

今回の去勢手術をお願いしたのは、不妊去勢手術専門のにじのはしスペイクリニックさんです。
ボランティアでお世話になっている高山市のにゃんリビングを通じてこちらのクリニックと院長の高橋先生の存在を知りました。
移動式の手術車で毎月第一日曜日に高山診療所も開所しているのですが、郡上からだと岐阜本院まででも距離的にさほど変わらないことと手術日の選択肢が多いことから、今回は岐阜市大福町にある本院で手術を施していただきました。

こちらが岐阜市にある本院
カフェのような清潔感あふれるおしゃれな受付スペース。

にじのはしスペイクリニックさんのウェブサイトに記載してある通りですが、手術の手続きとしては、会員登録→診察予約→手術予定日朝に猫を搬入→手術が終わったらお迎え。(手術の所要時間は1時間程度)
さすが、不妊去勢専門院だけあって、手続きは至ってシンプル。
3日前にラインで予約申し込みをし、当日朝8時過ぎに郡上八幡を出発して12時過ぎには明宝のお預かりさん宅にお届けすることができました。
※時期により予約が殺到してキャンセル待ちの場合もありますので事前に確認が必要です。

会員登録の手順(Webサイトより)


予約と手術当日の流れ(Webサイトより)


さらに、手術費用もリーズナブルです。

野良猫にえさをあげるのはいけないこと??


野良猫にエサをあげている人は、「かわいいから」「かわいそうだから」という優しい心の持ち主だからこそなのですが、反面、野良猫が繁殖して迷惑になるのではないか?と近所の人の目を気にしながら、罪悪感を抱きつつもご自身の生活費から餌代を捻出している人がほとんどです。
不妊手術した方が良いのはわかっているけど、エサ代だけでも精一杯なのに手術代までは。。。
そういう事情で、半ば後ろめたい気持ちで野良猫にエサをあげている人も少なからずいると思いますが、この価格なら手術代捻出のハードルがグッと下がります。

問題は、野良猫にえさをあげることではなく、不妊手術を施さないこと。
不妊手術を施してあげれば増える事もないので、その猫の1代限りの命を地域で大切に見守ってあげることができます。
繁殖を望まない猫には1匹でも多く不妊手術を施してあげて、1人でも多くの餌やりさんが正々堂々と優しさを発揮して、人も動物も暮らしやすい地域が増えることを願います。


中学生との新たなとりくみ

一人でも多くの方に、猫の不妊去勢手術の必要性と、岐阜県においてはにじのはしスペイクリニックさんのような専門病院があることを知ってほしいなと思っていたところ、郡上の未来をつくるアイデアコンテストに市内の女子中学生2人が地域猫(さくら猫)活動でエントリーしたいというお話をいただき、アドバイザーとして関わらせていただきました。

その名も、「郡上ねこむすびプロジェクト」です。
その企画がなんと優秀賞に決定し、12月11日(日)には郡上市内の有識者の皆様の前で中学生2人がプレゼンテーションを行うことになりました!!!

その企画書はこちら

 発案した女子中学生とは、企画の途中で何度も「命に関わることの大切さと大変さ。」について話し合い、中学生の夢を壊してしまうかもしれないけれど心を鬼にして理想と現実という目を背けられない現状もお伝えしました。さらに、「企画することと実行することは別問題。来春から少なくとも1年は必ず実行することを約束できるなら企画実現に向けて【ねこのま】は全力で応援するよ!」とお伝えした上で、2人ともやり遂げます!言ってくれています。
本当に頼もしいことです。そして、プロジェクト始動が楽しみです!

とはいえ中学3年生の彼女たち。
これから中学卒業と高校入学を控えており、何よりも学業が最優先です。
プロジェクトを進めていくには大人たちのサポートが必要になります。
こちらの企画書を見てご賛同いただける方、サポートしていただける方は、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

皆様のご支援お待ちしています。


ねこのま】の維持費や保護猫の飼育にかかる経費は皆様からの温かいご支援で賄っております。
以下の方法でねこのまを支援していただけます。

支援方法1ーボランティアで支援!
ねこのまでは猫のお世話のボランティアを随時募集しております。
ご飯やトイレのお世話だけでなく、空き時間に猫と戯れるだけ とか 寒い日が続くのでお部屋を暖めてあげたり温度管理してあげたりというちょっとしたお手伝いでも構いません。郡上高校や八幡中学校の生徒さんも大歓迎です。

支援方法2ー寄付で支援!
1000円以上ご寄付をいただいた方に、ねこのまロゴ入りのトートバッグを、1500円以上ご寄付いただいた方にはこちらのマグカップをプレゼントしています!nekotokirieのnaoleeさんデザインの、ねこのまのオリジナルロゴ入りです。

支援方法3ー郡上八幡に宿泊で支援!
ねこのま】のある【タテマチノイエ】の2階と【女性専用まちやど】は宿泊施設になっており、売上の一部をねこのま運営費に充てさせていただいております。
ぜひ、郡上八幡の観光の際はお泊まりいただき、水とおどりの町郡上八幡を楽しみながらねこ助けを✨
※ねこのまは猫カフェではなく、保護猫シェルターですので、里親希望の方やボランティア以外の方のご利用・滞在はできません。

支援方法4-シェアで支援
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引き続き、みなさまの温かいご支援、お待ちしております。

お問い合わせ、ボランティア、里親募集については

machiyado.gujo@gmail.com ねこのま管理人 木村まで。


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