表現を届けることについて①「メタモルフォーゼの縁側」から
漫画好きな方がいたら…1つご紹介を。
『メタモルフォーゼの縁側』という作品。
主人公、おばあちゃん市野井さんと、平凡でキラキラしてない女子高生うららさんが、BL漫画を通して心を通わせ…って話。昨年夏には、実写映画化もされました。
漫画のクライマックス5巻が、とても心揺さぶられました…
同じ漫画を共通の話題にいろいろ経験するうちに、自分も表現してみよう、同人誌を売ってみようって話になってからの、展開が!イイのよ!
ここからのネタバレは無粋ゆえ、ご勘弁。
漫画家でも、音楽家でも、プロ、アマ、その境界線はどこにあるのでしょうか。
技術力か?売上高か?生活の主な収入源か?
結局、プロかアマかなんて問題ではなく、表現したい気持ちとその中身(その人自身)…なんじゃないかな?と、この時点で感じましたよ。
プロ・アマ問題繋がりで、
「格芸能人付けチェック」を見た後の、日本におけるクラシックギタリストの重鎮・福田進一さんのツイートにいたく感動しました、それがこちら↓
https://twitter.com/fukushinsanchan/status/1609487269387468801?s=46&t=WtFNWfSIkA4v52iaOeLt2g
「日本のクラシックギタリストといえば」な方がこのようなしなやかな感性をお持ちであること自体で、福田さんがより好きになってしまいそう…
とはいえ、忘れちゃいけないのが表現の先にはそれを受ける人がいること。同じ表現を前に、受けた人の価値観や感受性で深く心に刺さる、ピンと来ないは分かれるはず。
もちろん、技術力は必要だとしても。
「表現したい人のエモーション×受けた人の価値観と感受性」で、価値が決まるのでは?というのが、今の気持ち。
ここらで今回のお話はおしまい。
②に続く。