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ロードバイクが趣味の56歳。2023年3月 中咽頭がんがみつかりました。病気の発見から…

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ロードバイクが趣味の56歳。2023年3月 中咽頭がんがみつかりました。病気の発見から治療について、日常生活への影響など。。同じ病気の方に少しでも参考になれば・・と思い、つたない文章ですが投稿させていただきます。

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  • 中咽頭がん治療記録 56歳の徒然

    ロードバイクが趣味の56歳。2023年3月 中咽頭がんがみつかりました。病気の発見から治療について、日常生活への影響など。。同じ病気の方に少しでも参考になれば・・と思い、つたない文章ですが投稿させていただきます。

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がんに罹りました(中咽頭がん)

はじめまして 私は2023年3月に中咽頭がんが見つかり、これから治療を開始します。 この文章は2023年6月はじめに書いています。 中咽頭がんを調べてこのページをご覧になってくださっている方が多いがと思います。 中咽頭がんは日本では患者数の少ないがんですので、私の経験が少しでもご覧くださった皆さまのお役に立てればと、つたない文章ですが、治療記録をしたためていきたいと思います。 簡単に自己紹介 愛知県在住の55歳、男、独身です 職業:会社員 趣味:ロードバイク、マラソン

    • がん肺転移 治療経過⑤(中咽頭がん)

      厳しい残暑が続いていますね。 歳を重ねるごとに暑さに弱くなり、夏場の不調(趣味の自転車のパフォーマンス低下)が定番となってきてしまっています。 困ったもんですよ😅 さて、今回は前回書かせていただいた治療方法変更の経過について綴らせていただきます。 CT検査結果 前回の7/17のCT検査後、2回のオプジーボの投薬治療を経て、9/11にCT検査をしてきました。 治療方法変更を前提に、現在のオプジーボでの治療の経過を確認する画像検査です。 治療方法変更することを想定して、会

      • がん肺転移 治療経過④(中咽頭がん)

        ツール・ド・フランスが終了しましたね。 いやー、今年も各ステージドラマチックで、熱い戦いに魅せられました!! いつか観に行きたいなー。。。 さて、今回は、7/10にCT検査で肺転移の病巣の状態を確認してもらった結果を綴らせていただきます。 現実はキビシイものですね 前回、5/15のCT検査後、6/5、7/3にオプジーボによる治療を2回経てからのCT画像検査です。 前回の検査では少し大きくなっている、という所見でしたが、今回はいかに? 現在の治療は、自分自身で日々治療の

        • バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)・・随時更新中

          最高の人生の過ごし方の一節    「自分の人生に喜びを見いだせたか?     他人の人生に喜びをもたらしたか?」 映画に影響されて😆 やりたいことリストを書き出してみました 100個書き出してみるのがセオリーらしいのですが、ぜんぜんそんなに思い浮かびません。。😅 達成状況やリストへの追加など、随時更新していく予定です。 さて、どれだけ達成できるかしら。 趣味で達成したいこと 富士ヒルでシルバーを獲得する キャノンボール(東京大阪間24H以内に自転車で走破)を達成する

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        がんに罹りました(中咽頭がん)

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        • 中咽頭がん治療記録 56歳の徒然
          24本

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          富士ヒルクライム挑戦記 2024(中咽頭がん 肺転移ステージ4)

          2024年6月2日 富士ヒルクライムに挑戦してきました 今回は治療のお話ではなく、趣味のロードバイクについて綴らせていただきます。ご容赦ください😁 2023年に中咽頭がんを患ってから初めての本格的自転車レースへの参戦。 思うところも多く、とりとめもない文章ですが、記録に残させていただきます。 自己紹介です 富士ヒルクライムの記事のタグでご覧いただいている方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介を レース当日 2024年6月2日時点 56歳 今年10月で57歳にな

          富士ヒルクライム挑戦記 2024(中咽頭がん 肺転移ステージ4)

          がん肺転移 治療経過③(中咽頭がん)

          5月8日に5回目のオプジーボの投与、5月10日にCT検査でした 甲状腺副作用の状態 5/8の治療前の血液検査で、前回異常値が出て、経過観察となっていた甲状腺の数値は「T3」「T4」という甲状腺ホルモンの高低を判断する値は正常値に戻っていたのですが、「TSH」という甲状腺刺激ホルモンという脳下垂体から分泌される甲状腺ホルモンの分泌をつかさどるものの数値が急激に高くなっていました。 「TSH」は高いと、甲状腺の機能低下、低いとホルモン分泌が多すぎて問題、というシグナルという事

          がん肺転移 治療経過③(中咽頭がん)

          がん肺転移 治療経過②(中咽頭がん)

          前回の投稿からはや2か月、光陰矢の如しですね。 寒い春の始まりから一気に気温が上昇し、花が咲き誇っているこの頃です。(桜の開花が遅く、早く散ってしまったのは残念でしたが・・) オプジーボ治療4回終了 2月21日の初回投与の後 3/6、3/27、4/10 と合計4回の投与が終了しました。 4/10からは、1回の投与量が120mlから240lmlに倍増し、投与のインターバルも2週間から1カ月に延長となります。 次回の投与は5/8の予定。 副作用の状況 1回目の投与後に発生

          がん肺転移 治療経過②(中咽頭がん)

          がん肺転移 治療経過①(中咽頭がん)

          本日は2024年3月1日 2月はあっという間に終わってしまいました。 一月は行く、二月は逃げる、三月は去る とはよく言ったものです。 さて、世間では大谷翔平選手の結婚報告の話題で大盛り上がりです。 大谷選手、現在29歳  自分の29歳のころをぼんやりと思い出してみる。。 仕事で大阪に住んでいて、トライアスロンに没頭していたな(仕事はそっちのけで・・) 思えば人生で一番アスリートだった時期かもしれない。 楽しい仲間に恵まれて充実してたな。もう27年前か。。 凡そ平凡な人生だ

          がん肺転移 治療経過①(中咽頭がん)

          再発 肺転移(中咽頭がん)

          久しぶりの更新となります。 2023年7月26日に中咽頭がんの陽子線と抗がん剤併用治療を完了し、経過観察をしてきましたが、先日 2024年1月31日 のCT検査で、残念ながら 「肺への転移が認められる」 という診断結果がでてしまいました。 正直、頭が真っ白になり、 しばらくうろたえていましたが、、 だいぶ落ち着いてきましたので、同じような境遇の方に少しでも情報共有が出来れば、と思い、つたない文章ですが経緯など綴らせていただきたいと思います。 経過観察について 毎月

          再発 肺転移(中咽頭がん)

          治療経過⑧(中咽頭がん)治療後検査結果

          CTとMRI検査結果 8/23にCT検査、8/31にMRI検査を受け、陽子線と抗がん剤の併用治療でがんが消滅しているか?の確認をしていただきました。 いずれも造影剤という、がん組織をより判別しやすいようにする薬剤を注射しての画像検査です。 CT検査、MRI検査の差は、CTの方がリンパ節を見るのにより良い、MRIの方がのどの扁桃の原発がんの病巣を見るのにより良い、という事です。 8/23のCT検査の結果を聞く時は、やはり少し緊張しました。 もし、明らかにがんが残っていた

          治療経過⑧(中咽頭がん)治療後検査結果

          治療経過⑦(中咽頭がん)副作用の状況

          前回の更新からはや3週間が経過しました。光陰矢の如し。もう8月も後半となってしまいました。猛暑日が続いてまいってしまいますが、あっという間に年末になってしまうんでしょうね😁😁 今回は、副作用の状況について、時系列でとりとめもなく記させていただきます。 治療完了から一週間後まで 2023年7月26日の陽子線治療完了から一週間の間は、陽子線治療の効果が強く継続している期間なので、口内炎や首の皮膚炎は回復よりも進行が上回り、状況は少し悪化していくような感じでした。🥲🥲 ま

          治療経過⑦(中咽頭がん)副作用の状況

          治療経過⑥(中咽頭がん)治療計画完了

          陽子線治療35回完了 7/26に陽子線治療の35回すべてが完了しました。 6/7の開始から約2か月弱。2回(通算2週間)の入院とそれ以外の日は土日を除く毎日通院しての治療が完了です。 ちょっと一息、といった感じです。 ただ、治療完了すればがんが消滅しているわけではなく、陽子線照射終了後しばらく(おおよそ1週間から2週間)して効果が出てくるという事で、がんが想定通り無くなっているかについては、8/23と8/31に予定している検査で確認することになっています。 そして、効果

          治療経過⑥(中咽頭がん)治療計画完了

          治療経過⑤(中咽頭がん)抗がん剤3クール目実施せず

          抗がん剤治療は2クールで終わりに 当初、7/18から抗がん剤3クール目の治療で3度目の入院をする予定だったのですが、この治療を取りやめることにしました。 理由は 「耳鳴りの発生」 です シスプラチン投与による耳鳴りは「不可逆性」つまり「治らない」とされていて、今のところ治療方法はありません。そのため、耳鳴りが発生したらその時点でがんの治療との兼ね合いをみて、投与を中止するのことが望ましいとされています。 このことから、耳鼻咽喉科の主治医の先生に相談し、3クール目の抗

          治療経過⑤(中咽頭がん)抗がん剤3クール目実施せず

          治療経過④(中咽頭がん)陽子線治療20回目から26回目

          いたみとの闘いの始まり 入院中のやわらか食のおかげでいたみが減少していた口の炎症が、陽子線の照射を重ねるごとに悪化し、いたみを増してきました。 おそらく、抗がん剤で免疫が減少したことが重なり、炎症の拡大が自己治癒力を上回っている状態なのだと思います。 退院後二日を過ぎた7/6には食事中の痛みがひどくなり、週末には常時いたみを感じるようになってきてしまいました。 いたみを10段階の数値で表現すると、退院時は3で現在は8まであがっています。 鋭利で口内を傷つけていた左上の

          治療経過④(中咽頭がん)陽子線治療20回目から26回目

          治療経過③(中咽頭がん)抗がん剤2クール目、陽子線治療19回目まで

          ツール・ド・フランス開幕!! いきなりテーマからそれた話題で申し訳ありません。😁😁 7/1からツール・ド・フランスが開幕しました!! いわずとしれたサイクルロードレースの世界最高峰のレースです。今年は21ステージで全長3,404km、総獲得標高は56,266m(エベレストを6.6回登るのとおなじですな😅)というタフなコースで競われます。 序盤からポガチャルとヴィンゲゴーのバチバチのやりあいがあったりと、今年も見ごたえが凄い!!(サイクルロードレースファンの方以外わからない話

          治療経過③(中咽頭がん)抗がん剤2クール目、陽子線治療19回目まで

          生存率について(中咽頭がん)

          今回は推論です がんの生存率について調べてみると、いろいろな統計がありますが、基準としている数字が違っているので、それぞれ結果は異なっていて、調べるにつれなにが正しかろうかわからなくなってきてしまいます。 rawデータが無いので自分の病状に合致した数値は導き出すこともできないし、気にはなるもののそこまでして出した数字で安心したり心配したりしてもきりがないと思いつつ。 でもどんな程度なの?はやはり気になりますので、思いっきり推測と独断と偏見、狭い知識の中での勝手な見解を述べ

          生存率について(中咽頭がん)