登場人物の多い打合せは主人公を間違えるな!~私の仕事~
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に住宅を設計していますが、最近は店舗の設計依頼が増えています。
そんな仕事の日々の中で、先日やってしまったなと思った事があったので私自身反省して次に活かすため記事にしておこうと思います。
とある打合せで
取引先からの紹介でとある打合せに行くと打合せ場所には3人の方がいました。
ご依頼主様よりも周りの方が積極的に意見や質問を出されていて、打合せの場を仕切っていたのでつい私もそのペースにのってしまいました。
終わってからまったくご依頼主様の意見を聞けてないのでは!?と不安になってしまいました。
ちょうどその打合せの前にこの漫画を読んでいたのに~汗
読みたい本でも書いた『魔法のリノベ』という漫画です。
主人公の洞察力でお客様が本当に望むリノベーションを計画していく話です。
『やってよかったと思う家を目指しています』という決め台詞があるほどに。
さらにこの2巻では住んでいるご夫婦よりお母さんが口出ししてきて、誰が施主なのか!?という話があります。
まさに今回の打合せを終えてこの話を思い出しました。
私がしっかり打合せをする相手は施主様でした。
今回の反省を活かして
まずはご依頼主様が書いたメモをしっかり読み直してそこから希望をしっかり読み取って図面作成をすること。
そして次回打合せではご依頼主様の前に座って(今回は並び上斜め向かいになってしまったので)しっかりご依頼主様の表情や動きを観察すること。
そして、ご依頼主様が話しやすいように質問を用意しておくこと。
この打合せの主人公がご依頼主様であることを打合せの間忘れないこと。
この点に注意して次回打合せに参加しようと思います。
これって今回だけではないはず
よくよく思い返すとお客様と打合せを進めるなかで、第三者が登場はしなくても親がこういったからとか、知り合いがこういったからとか…
家を建てるという事は大きなイベントであり、大体の人が初めてなので回りの人に相談されるのはよくあることえです。
でも『○○がこういってたら』というのはもしかしたら、ご本人の意見とは違うかもしれない。
住まわれるお客様の真意は!?
ここに気づいて打合せをすることが私の大きな課題なのではと思いました。
さいごに
今回この仕事が成立しても気づかないまま進めていたら意思の疎通が取れていなかったかもしれないので、第一回目の打合せでこのことに気づけたことは本当によかったと思いました。
『きちんと向き合う打合せをしよう』
日々勉強です。
今日はこのお客様の図面を完成させて送る予定です。
次回打合せに向けてしっかり図面考えたいと思います。
今日も勉強するために『いってきます』
みなさんも何かに気づく日になるために『いってらっしゃい』
まだまだ勉強する日々のアラフォー女性建築士を応援してみようかなと思ってくれたらフォローとスキをよろしくお願いします。
たまにはこんな仕事の失敗もさらけ出していこうかなと思っております。
左巴建築設計事務所 さわ。
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